パリ五輪でフランスU-21代表を銀メダルに導いた男は、今もジムで厳しいトレーニングを続け、その体型を維持している。土曜日にインスタグラムに投稿したアーセナルのレジェンドは、1時間にわたる激しいトレーニングを終えた後、上半身裸の自撮り写真を2枚公開した。アンリは、鍛え上げられた肉体写真に添えて、フォロワーに向けてシンプルだが力強いメッセージを送った。「ハードにトレーニングし、健康的な食事を摂り、砂糖は摂らない」。
この献身的な姿勢こそが、伝説のストライカーを、今この瞬間でもスパイクを履いてピッチに立てるかのような姿に保ち続けている。アンリはしばしば後輩の同胞を擁護しており、最近では、ムバッペが10代の頃からファンに「キャビア」のような素晴らしいプレーを提供してきたため、キャリアの大部分において不当な評価を受けてきたと指摘していた。今や、弟子が師匠が自ら示す規律あるライフスタイルを見守るという、役割が逆転したようだ。
ムバッペはこの投稿をすぐに見つけ、モナコでのデビュー以来、自分と比べられてきたこの男をからかうチャンスを逃さなかった。「ああ、そうだね、おじさん、見抜いたよ」と、レアル・マドリードのスーパースターはコメント欄に書き込んだ。その言葉には、軽妙な「冗談」と、アンリの体調に対する心からの称賛との絶妙なバランスが感じられた。これは、フランスサッカー界の2人のアイコンの間に存在する温かさと相互の尊敬を浮き彫りにした、珍しい公のやり取りだった。
常にメンターとしての役割を果たすアンリは、25歳の若きスターに対し、一言で教訓を返した。「規律だ」とワールドカップ優勝者は返し、コメントの最後にハートの絵文字を添えた。これは、北ロンドンとパリで彼の道を開いた男と同じような長きにわたる活躍を続けるためには、ムバッペが今持っている身体能力を絶えず維持しなければならないことを改めて思い起こさせるものだった。
このやり取りは、プロとしての姿勢に関するムバッペ自身の有名な発言を思い出させるものだ。3年前、パリ・サンジェルマンがバイエルン・ミュンヘンに敗れ、チャンピオンズリーグで悔しい敗北を喫した際、ムバッペは第2戦を前にチームメイトに対し「しっかり食べて、しっかり眠れ」と促し、話題をさらった。現在のフランス代表キャプテンがこれをネット上で話題にするずっと前から、アンリはすでにそのルールを実践していたようだ。
アンリの健康へのこだわりは、モナコ、ユヴェントス、アーセナル、バルセロナでのキャリアを象徴するプロ意識を反映している。このフランス人選手は、極めて高いコンディションを維持することで、次世代への手本となり続けている。ムバッペにとって、40代後半になってもなおアイドルがこれほど高い水準を維持している姿は、現役引退後の真のエリートとしての生き方の青写真となっている。
スペインでキャリアの絶頂期を迎えつつあるムバッペは、代表チームの歴史に名を刻むまであと一歩のところまで迫っている。アンリが持つ51ゴールの記録は最終的にジルーに破られたが、ムバッペはすでに94試合で55ゴールを記録している。あと3ゴールでフランス代表史上最多得点者となる。アンリはムバッペを公に支持していることから、この偉業を間違いなく祝福するだろう。