【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリー(ラ・リーガ)の現状に、現地メディアも危機感を感じているようだ。
レアル・マドリー(ラ・リーガ)の現状に、現地メディアも危機感を感じているようだ。
シャビ・アロンソ前監督と別れを告げ、アルバロ・アルベロア監督を迎え入れたレアル・マドリーは、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ベスト16でアルバセテに2-3で敗れた。
この試合では、負傷明けのキリアン・エンバぺに休みを与え、Bチームの選手を起用したが、先制点を許した。一時は同点に追いつくも、後半アディショナルタイムに決勝点を決められて、1週間で二つのタイトルを失う形となった。
これを受けて、スペイン『AS』のホセ・フェリックス・ディアス記者は「チームとロッカールームにとって、恐怖の記録となるだろう」と警鐘を鳴らした。同紙が伝えている。
「レアル・マドリーは試合を支配したものの、ほとんどチャンスを作れず、真の野心に欠けていた。窮地(きゅうち)に陥った時にのみ、更なる高みを目指してギアを上げたが、この日は勝者のプレーに達していなかった。エネルギーだけでなく、クオリティも欠いている。移籍市場は開かれており、バルデベバス(レアル・マドリーの練習場がある地域)の関係者はそれを望んでいないだろうが、彼らには他に選択肢はないはずだ」
残るタイトルはラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグのみとなった。ディアス記者は、この危機を脱するために補強を勧める一方で、敗戦については一定の理解も示した。
「こうした場合の解決策はいつも同じだが、レアル・マドリーにとって最悪なのは、クラブが既にその解決策に頼っていることだ。シャビ・アロンソの解任により、アルベロアが監督に就任したが、どの監督にとっても非常に困難な状況に直面している。わずか1回の練習で監督デビューを果たすという、準備時間などまったくない状況だ。監督はほとんど何もできていないが、彼の就任がまだチームに必要な活力を与えていないことは明らかだ」
また、同記者は敗戦を経験したBチームの選手たちについても言及。「現在のチームは疲弊しているようだ。しかしアルバセテ戦でかなり良いプレーをした若手選手たちは、非常に厳しいシーズンになりかけている流れを変えるための重荷を背負うべきではない」と、中堅・ベテラン選手たちに奮起を求めた。
「レアル・マドリーが傷つき、チームに体力、プレー、そしてプライドが欠けていることを示している。これはマドリードのファンにとって最悪の事態だ」