アトレティコ・マドリードとバルセロナ。スペインを代表する2クラブが、インターナショナルウィーク前最後の試合で激突する。
昨季リーグ戦を制したアトレティコ。王者として臨む今季はアントワーヌ・グリーズマンが復帰したことで、特に攻撃陣は超豪華メンバーに。現地では“スーペル・アトレティコ”と大きな注目を集めていた。しかし、ここまではその豪華攻撃陣が機能しているとは言えない状況が続いている。
公式戦9試合で1敗しか喫していないものの、ファイナルサードで苦戦するシーンやプレスを受けてビルドアップで手詰まりする場面も散見。前線のタレントへ良い形でボールを届けられないことが課題となっている。とはいえ後半アディショナルタイムのやや幸運なゴールで勝ち点を拾った試合も多く、相変わらずの勝負強さは健在。直近の欧州カップ戦でミラン相手に後半アディショナルタイムのゴールで逆転勝利したことは、少なからずチームの自信になるだろう。グリーズマンが復帰後初ゴールを決めたことも好材料だ。
これまで対バルセロナ30試合で4勝のみ(11分け15敗)のディエゴ・シメオネ監督は、今回の対戦でも相手にポゼッションを許し、自陣に引き気味でカウンターを狙う戦術を採用することが予想される。しかし今のチーム状況を考えれば、最前線からの激しいプレスやボール保持からの攻撃と、能動的に試合を進めたほうが効果的だろう。できるだけ豪華攻撃陣がボールを触る機会を増やしたい。ここでライバルを叩き、「優勝候補」であることを示すことができるだろうか。
移籍市場最終日に電撃復帰が決まったグリーズマン。2019年の退団の仕方や復帰後の低調なパフォーマンスが原因で厳しい批判を浴び続けてきたが、ミラン戦でようやく復帰後初ゴールを決めた。本人はベストな状態ではないと認めているが、同時に「チーム全員やファンに恩返ししたい」と意欲を燃やしている。そんな中で迎えるレンタル元との大一番。懐疑的な目を向けるすべての人間に対し、自身の価値を示す最大のチャンスだ。ホームサポーターの前で、勝利につながる結果を残したい。
GK:オブラク
DF:サヴィッチ、フェリペ、エルモーソ
MF:ジョレンテ、コケ、コンドグビア、デ・パウル、ロディ
FW:グリーズマン、スアレス
先日のチャンピオンズリーグ(CL)でバイエルンに完敗(0-3)を喫すると、続くラ・リーガ2試合でも勝利なし。29日にはCLでベンフィカに再び完敗(0-3)したバルセロナ。すでにロナルド・クーマン監督の解任は決定しているとも報じられており、この試合の前後で大きな変化があるとも予想されている。
クーマン監督は公の場で「昔のバルセロナとは違う」という趣旨の発言を繰り返しており、選手を守るようなコメントは減少。関係悪化も伺える。さらにジョルディ・アルバ、ウスマン・デンベレ、マルティン・ブライスワイト、セルヒオ・アグエロ、サミュエル・ウンティティらも引き続き離脱しており、かつてないほど危機的な状況で大一番を迎えることになる。
チーム状況を考えれば、厳しい戦いが予想されるバルセロナ。そんな中でサポーターに希望を与えるため、このビッグマッチで「バルセロナらしく」あることが求められる。これまでの消極的な戦いでファンや上層部の信頼を失ったクーマン監督だが、勝敗に関わらず、まずは伝統的なポゼッションから試合を支配し、攻撃的なスタイルを示すことが必要だ。去就がどうであれ、戦う姿勢は示したい。
リオネル・メッシがつけた偉大な10番を引き継いだファティ。長期離脱から復帰を果たしたラ・リーガ前節では出場9分で強烈なミドルを叩き込み、自身が「選ばれしもの」であることをこれ以上ない形で示してみせた。大ケガから復帰直後ということもあって出場時間がどれほど確保されるかはわからないが、現在取り巻くネガティブな雰囲気を吹き飛ばすのは彼しかいないだろう。
GK:テア・シュテーゲン
DF:ロベルト、ピケ、ガルシア、デスト
MF:F・デ・ヨング、ブスケツ、ペドリ
FW:ファティ、L・デ・ヨング、デパイ
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