欧州王者のイタリアは2日、聖地ウェンブリースタジアムにおいて、南米王者のアルゼンチンと激突。だが28分、FWリオネル・メッシのアシストからFWラウタロ・マルティネスに先制点を奪われると、前半終了までに2点のリードを許した上、さらには後半アディショナルタイムから登場したFWパウロ・ディバラに追加点を奪われて0-3と完敗した。
3月のFIFA2022年カタール・ワールドカップ欧州予選のプレーオフでは、北マケドニアに敗れて2大会連続でサッカーの祭典への出場権を逃したイタリア。DFジョルジョ・キエッリーニの代表引退試合でもあったフィナリッシマは、アッズーリの1つのサイクルの終焉を意味するのかもしれない。
(C)Getty Images
4年前からチームを束ね、最多連勝記録やEURO2020優勝など偉業も成し遂げた指揮官のロベルト・マンチーニは、アッズーリの今後に対する不安を明かしつつ、アルゼンチンとの対戦を振り返った。
「4年間、ついてきてくれた選手たちに感謝している。直近の2年間は、かなり消耗したのではないかと思う。私自身も少し疲れているが、熱意なら売るほどある。ただ、再建は難しくなるかもしれない。若手選手たちはいるが、その内の何人かはセリエAでプレーすることすらできていない。だが今夜のピッチに立った選手たちは、重要な存在になるはずだ。エネルギーを取り戻せば、これまでのように再び良いプレーができるようになるだろう」
「前半は我々の方がボールを上手くキープし、試合を支配していた。向こうの2ゴールは、我々のミスから生まれた。犯してはならないミスだった。アルゼンチンには、ボールを操ることができる並外れた選手たちがいるだけに、0-2になってしまうとすべてが難しくなる。試合を引き戻すためにも、ゴールを決めなければならなかったが、後半の努力が足りなかった。試合には負けたが、我々のキャリアにおける素晴らしい瞬間であったと言える」
イタリアは今月、ネーションズリーグのリーグAグループ3において、ドイツやハンガリー、イングランドと対戦する。マンチーニは選手の入れ替えを示唆しつつ、得点力を課題に挙げた。
「今日の試合の後でチームを再編成するつもりだったが、その通りに行う。何人かには休養を与える予定だ。EURO以降、得点力にかなり苦しんできたが、この点において答えを見つけ出さなければならない。短時間で満足のいくチームに仕立て上げるのは簡単ではないが、素早く行動していきたい。しっかり仕事をしてミスを可能な限り少なくしなければならない」
(C)Getty Images
なおカタールW杯を巡っては、エクアドルが出場資格のない選手を起用した疑惑が浮上しており、出場権はく奪の可能性が指摘されている。マンチーニはフィナリッシマの試合前、『Rai』のインタビューにおいて、FIFAランキング6位イタリアの敗者復活に期待を寄せた。
「私も記事を読んだが、サッカー界において敗者復活は過去にもあった。もし敗者復活が実現するなら、我々の準備はできている。規則によれば、FIFAは自動的に敗者復活を決定することができるとある。そうなるとカタールへ行けるチームが出てくることになる」
● 【インタビュー】カカが語る古巣ミランとW杯「イタリアのいないW杯は全員が敗者」 | セリエA
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。