プレミアリーグ第17節、アーセナル対ウェストハムが日本時間12月16日の5:00からエミレーツ・スタジアムで開催される。
第15節でエヴァートンに敗れて連敗となったアーセナルは前節、ホームでサウサンプトンと対戦。21分にアレクサンドル・ラカゼットのゴールで先制したチームは、27分にマルティン・ウーデゴールのヘディング弾で2-0とする。さらに、62分にはCKからガブリエウがネットを揺らし、3-0で快勝した。
サウサンプトン戦では、規律違反によるクラブ処分でピエール=エメリク・オーバメヤンがメンバー外に。今回の試合でも引き続きラカゼットが前線を牽引するとみられる。サウサンプトン戦で交代したガブリエウも問題ない見込みで、前節からの大幅なメンバー変更はないだろう。
アーセナル加入後13試合連続でスタメンを継続している冨安。プレミアリーグの右サイドバックとしても屈指の安定感を見せている日本代表DFは、前節のサウサンプトン戦でも2ゴールに絡むパフォーマンスで、攻守においてチームに貢献した。今回の試合でも、オフ・ザ・ボールの質が高いパブロ・フォルナルスや圧倒的なフィジカルを誇るミカイル・アントニオら強敵と相対することになるだけに、引き続きソリッドなプレーに期待したい。
一方、前々節でチェルシーに勝利したウェストハムは前節、敵地でバーンリーと対戦した。アルテュール・マズアクやサイド・ベンラーマらがゴールに迫ったウェストハムは後半に攻勢を強め、デクラン・ライスとジャロッド・ボーウェンが際どいミドルシュートを放つ場面もあったが、最後までノーゴールに。勝ち点1獲得にとどまった。
ウェストハム戦で新たな負傷者は出なかったものの、クルト・ズーマ、アンジェロ・オグボンナ、アーロン・クレスウェル、ベン・ジョンソン、ライアン・フレデリクスらは引き続き負傷欠場の見込み。敵地での対戦とはいえ、アーセナルとはTOP4入りを争うライバルになりそうなだけに、シックスポインターとなるロンドン・ダービーでの敗戦は避けたい。
多くのビッグクラブが注視していると言われるライス。22歳のイングランド代表MFは今季もここまで公式戦20試合に出場し、キャプテンとしてもチームを牽引するハイパフォーマンスを継続している。元々の守備強度の高さに加えて、中盤の底からのゲームコントロール、そして攻撃参加の質と精度が大きく向上。アーセナルの2列目は流動的かつオフ・ザ・ボールに長ける選手が多いため、ライスがうまくバイタルエリアのスペースを整備し続けられるかどうかは、ウェストハムが勝利に近づくためのポイントになりそうだ。
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