プレミアリーグ第37節、ウェストハム対マンチェスター・シティが日本時間5月15日の22:00からロンドン・スタジアムで開催される。
ヨーロッパリーグ(EL)圏内の6位フィニッシュを狙うウェストハムは、8日に行われた前節でノリッジと対戦。モハメド・ベンラーマの2ゴールなどで4-0と快勝し、EL準決勝のフランクフルト戦を含む公式戦の連敗を4試合でストップさせた。
ノリッジ戦では、サイード・ベンラーマ、クレイグ・ドーソン、ミカイル・アントニオの主力陣が軽傷で欠場。それでも、ドーソンとアントニオは今回の試合に間に合うことが期待されている。そのほか、長期離脱中のアンジェロ・オグボンナは欠場する。
ウェストハムのレジェンドがクラブでのホーム最終戦を迎える。35歳のノーブルは、今季終了後の引退を発表済み。2003年からレンタル期間をのぞいてウェストハム一筋のキャリアを築いてきたレジェンド。現在はレギュラーではないためスタメン起用されるかどうかは微妙だが、一定の出場時間を与えられるのは確実。PK職人でもあり、出場すれば最高の機会が訪れる可能性もありそうだ。
一方のマン・Cは、水曜日に行われた第33節延期分でウォルヴァーハンプトンと対戦した。ケヴィン・デ・ブライネが圧巻の4ゴールを挙げるなど、5-1で相手を粉砕。2位のリヴァプールとの3ポイント差を維持した。
残り2試合で勝ち点4を積み重ねれば2年連続8度目のプレミアリーグ制覇を決めることができる状況だが、この試合に向けた台所事情は厳しい。
特に守備陣は、ジョン・ストーンズ、カイル・ウォーカー、ルーベン・ディアスが離脱している中、ウォルヴァーハンプトン戦でフェルナンジーニョとアイメリク・ラポルトも軽度の負傷を負った。両者共に間に合わなければ、センターバックは本職ボランチのロドリが下がり、ナタン・アケとコンビを組むことになりそうだ。
今季ここまで公式戦44試合に出場して6ゴールを挙げるなど、アンカーとして首位チームの屋台骨となってきたロドリ。しかし、守備陣の危機により、今回の試合ではセンターバックとして起用される可能性が高まっている。特にウェストハムは、強靭なフィジカルを誇るソーチェクやアントニオを擁しており、センターバックが本職の選手でも厳しい相手。ロドリがどれだけ断固たる対応を続けられるかが勝敗のカギを握るだろう。
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