プレミアリーグ第5節、ウェストハム対マンチェスター・ユナイテッドが19日の日本時間22:00にロンドン・スタジアムで開催される。
開幕2連勝からクリスタルパレス、サウサンプトンに引き分けたウェストハムは、木曜日にヨーロッパリーグ(EL)グループH第1節でディナモ・ザグレブと対戦。デイヴィッド・モイーズ監督は敵地でのこの一戦で戦力をほとんど落とさず臨み、マイケル・アントニオとデクラン・ライスのゴールにより2-0で制した。
今回の一戦では、前節で退場したアントニオが出場停止に。今季公式戦で5戦5発のエース不在が大きな痛手となる中、センターフォワードはジャロッド・ボーウェンが務める可能性が高そうだ。中2日の厳しい日程となり、パブロ・フォルナルスやライス、ソーチェク、クレスウェルらが連戦となりそうだが、モイーズ監督は古巣に対して一泡吹かすことができるだろうか。
移籍市場最終盤でチェルシーから推定2980万ポンドを費やして獲得したズーマは、ディナモ・ザグレブ戦でデビュー。今回の試合では、ディナモ・ザグレブ戦で休養したアンジェロ・オグボンナ、クレイグ・ドーソンとの3バックを形成することが予想される。クリスティアーノ・ロナウドを中心に今季リーグ最多得点を挙げている多士済々のマン・U攻撃陣を最大限食い止め、勝ち点獲得につながる好パフォーマンスを見せることができるか。
一方のマン・Uも、ここまでのリーグ戦で負けなし。C・ロナウドがデビュー戦で2ゴールを挙げた前節のニューカッスル戦を4-1で制した後、火曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループF第1節でヤング・ボーイズと対戦した。
この試合、C・ロナウドのゴールで先制したものの、35分にアーロン・ワン=ビサカが退場して窮地に。追いつかれた後の後半アディショナルタイムにジェシー・リンガードが痛恨のプレゼントパスを相手に贈ってしまい、1-2で敗れた。
CLからのバウンスバックを見据える中、中間にはマーカス・ラッシュフォードとアレックス・テレスが練習に復帰。さらに、負傷離脱していたスコット・マクトミネイの状態も整いつつある。一方で、エディンソン・カバーニは引き続き欠場見込みとなっている。
今夏に12年ぶり電撃復帰を果たしたレジェンドは、デビュー戦で圧巻の2ゴールをマークすると、ヤング・ボーイズ戦でもブルーノ・フェルナンデスのアシストから連続弾を記録。世界最高峰のストライカーである所以を改めて証明している。カバーニ不在により引き続き先発出場が濃厚な中、3試合連続弾でチームを勝利に導く活躍が期待される。
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