エラーコード %{errorCode}

エンバペ、22歳でフランス代表引退を真剣に考えた理由は?「『猿』呼ばわりする人を最優先にしていたんだと…」

GOAL

【欧州・海外サッカー ニュース】レアル・マドリー(ラ・リーガ)で活躍するキリアン・エンバペだが、EURO2021後にフランス代表引退を検討したと告白。

レアル・マドリーFWキリアン・エンバペは、フランス代表引退を考えた瞬間を明かしている。

2017年に18歳でフランス代表デビューを飾ると、これまで96試合に出場して同国歴代2位の56ゴールを記録するエンバペ。2018年ワールドカップ優勝、2022年大会準優勝と近年の躍進の主役となり、現チームではキャプテンも務めている。

そんな27歳FWだが、キャリアで最もつらい経験を明かした。クラブ、代表でもチームメイトであるオーレリアン・チュアメニが司会を務めるポッドキャスト『The Bridge』に出演した際、EURO2021ラウンド16のスイス代表戦、PK戦で失敗した当時のことを振り返っている。

「『猿』呼ばわりされるようになったんだ。こう思ったよ。『代表チームは最優先事項だったけど、ゴールを決めなければ最下位に落とすような人たちを、僕は最優先事項にしているんだ』とね。代表チームとの関係が大きく変わってしまったんだ」

「卵を全部1つのかごに入れるな。さもないとカゴごと捨てられる。僕にとっては本当に残酷な経験だった。休暇を取ったんだけど、最初の数日間はまるで生ける屍だったね。すっかり落ちぶれてしまった。代表チームでデビューしてすぐにワールドカップで優勝して、国民的な英雄になった。『ああ、フランスは素晴らしい!』と思っていたのに、その後にこんなつらい目に遭うなんて……本当につらかったよ」

当時22歳で激しい誹謗中傷、人種差別的な攻撃を受けたエンバペは、大会後に当時フランスサッカー連盟会長を務めていたノエル・ル・グラエ氏に代表引退の意思を伝えたという。

「戻りたくないと伝えたんだ。ル・グラエに『もうプレーしない』とね。心の中では、『ゴールを決めないと猿扱いするような人たちのためにプレーなんてできない』と思っていた。『もうプレーしたくない。パリに戻る。あそこには悩みがない』と言ったよ。だが、ル・グラエは『そんな頼み方でオフィスを出ていって、私がイエスと言うと思ったのか?』と言ったんだ。『諦めろ』とね」

なおEURO2021から1年後、ル・グラエ氏はエンバペがPK失敗を巡る批判を受けて代表引退を検討していたと明かしたが、選手本人はSNSで「そうだね、僕は彼に問題はPKではなく、人種差別だと明確に伝えた。だが、彼は人種差別は関係ないと感じていたね……」と反論している。