エラーコード %{errorCode}

バルセロナ、テア・シュテーゲンから一時的に主将剝奪を発表…負傷離脱期間を巡り、クラブ選手間で対立

GOAL

バルセロナは、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンから一時的にチームキャプテンの座を剥奪することを発表した。

2014年夏にバルセロナに加入したテア・シュテーゲン。2016-17シーズンからはチームの守護神を務め、多くのタイトル獲得に貢献してきた。その後、チーム在籍10年目となった2024-25シーズンからは退団したセルジ・ロベルトの後任としてチームキャプテンに任命されたが、膝蓋腱断裂の重傷を負い、シーズンの大部分を欠場した。

そんなテア・シュテーゲンの今夏の動向には大きな注目が集まっている。バルセロナがジョアン・ガルシアを獲得したことでGK3番手となり、ハンジ・フリック監督の構想外となり、去就に関する噂も飛び交う同選手は、先日に背中の手術を受けることを発表した。

ラ・リーガのサラリーキャップに関する規則によると、4カ月間以上負傷離脱する選手のサラリーの50%が空きとなり、その枠を利用して新規に選手を登録できる。クラブはテア・シュテーゲンの離脱が4カ月程度と見込んでいるものの、同選手は先日に3カ月の離脱と発表していた。クラブはドイツ代表GKの負傷に関する情報をラ・リーガに提出するための合意を求めるも、同選手がこれを拒否。これを受け、バルセロナが法的措置に出る準備をしていると『ESPN』などが報じていた。

テア・シュテーゲンとの対立が表面化するバルセロナは、7日に同選手に関する声明を発表。その中で「マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンに対する懲戒手続きが開始されたことを受け、クラブはスポーティングディレクター、コーチングスタッフとの双方の合意のもと、ファーストチームのキャプテンとしての彼の役割を一時的に剥奪することを決定した」と発表した。

なお、この問題が解決するまでの間、ファーストチームの副キャプテンを務めているロナルド・アラウホがチームキャプテンの役割を務めると伝えられている。