バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、『TV3』のインタビューで選手登録問題について言及。マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが「長期離脱」に認定されるためのメディカルレポートの提出を認めたものの、依然として完全には解消されていないようだ。
テア・シュテーゲンがメディカルレポートの提出を認めたことによって、ラ・リーガの定める「長期離脱」選手として認められることが濃厚に。これにより同選手の給与の80%を新選手の登録に充てることが可能になる。しかし、バルセロナは依然としてラ・リーガのサラリーキャップを超過しており、8月末の期限までにマーカス・ラッシュフォードらの登録が間に合わない可能性があるといいう。
ラポルタ会長は、選手登録問題について以下のように語った。
「実現に向けて取り組んでいる。マルクの決断により、ジョアン・ガルシアの登録が可能となった。残りの手続きを進めているよ。今週中に良いニュースがあることを願っている。ラ・リーガ開幕前に登録できるかどうかを確認するためにね。もしそれができなかった場合でも、(後日登録できる)時間はある」
また、テア・シュテーゲンについて「マルクは我々のキャプテンであり、素晴らしい活躍を見せてきた。残っていた問題も解決している。彼は率直な言葉を述べたと思うし、ファンもキャプテンが先頭に立つ姿を見たいはずだ。バルサで12シーズンを過ごし、チャンピオンズリーグも制した。優れたGKであるだけでなく、素晴らしい人間だ。彼がキャプテンであることは、本当に嬉しいことなんだ」と賛辞を送った。
バルセロナのラ・リーガ開幕戦は8月16日、敵地でマラガと対戦する。