日本代表MF久保建英が所属するビジャレアルが、日本時間18日のラ・リーガ第6節でバレンシアを本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカに迎える。
ウナイ・エメリ監督の下、ジェラール・モレーノやモイ・ゴメス、マヌ・トリゲロス、サムエル・チュクウェゼ、パコ・アルカセルら元々の戦力にダニエル・パレホ、そして久保らを加え、特に2列目は2チームを作れるほど豊富な人材を擁するビジャレアル。
ラ・リーガ開幕からここまでではバルセロナに敗戦したものの、黒星はその1つのみ。前節はアトレティコ・マドリードを内容で上回ったうえで0-0で引き分けるなど、バリエーションに富んだ交代カードを生かしつつ上々の戦いを続けている。
とはいえ、バレンシア戦を前にしてチームの大黒柱であるG・モレーノが負傷。リスクを排除した4-1-4-1を採用することもあるが、4-4-1-1におけるビジャレアルの攻撃はトップ下のG・モレーノから始まることがほとんどであり、非常に大きな痛手だ。それでも、UEFAヨーロッパリーグ(UEL)も見越した選手層を抱えているチームにとっては想定されている状況であり、エメリ監督が手腕を発揮することができれば、クラブの方針に自信を持ちより団結したユニットに成長できるだろう。
終盤からの途中出場に終始している久保。エメリ監督はこれまで主にトップ下で起用しており、その際はG・モレーノを1トップに上げることで相手が疲れてきた時間帯にスピーディーな攻撃を完結させることを目指す。一方、久保をスタートから使わないことに批判の声も挙がっており、G・モレーノが離脱している今節はスタメン起用も期待される。ここで結果を残してエース不在の緊急事態にチームを救うことができれば、序列は大きく上がるはずだ。
バレンシアは、8月末にもプレシーズンマッチでビジャレアルと対戦。なかなか中盤で上回ることができずに前半序盤に失点したが、追い上げた後半にFWマキシ・ゴメスが2得点を決めて逆転勝利を飾り、良い感触でシーズンに入った。
しかし、ここまでのラ・リーガでの戦いぶりは低調。初戦こそ4-2で勝利したものの、その後は一度も複数得点を奪えておらず、ここ数年の序盤戦で毎年のように騒がれている“得点力不足”が今年も課題となった。M・ゴメスのみが5試合で3ゴールを記録しているが、同選手以外のアタッカーはほぼ沈黙している。
というのも、2020-21シーズンはアタッカーにチャンスを供給してきたMFダニ・パレホが今節の相手であるビジャレアルに完全移籍。シーズン序盤はMFジョフレイ・コンドグビアの相方となるボランチの選手が定まらなかったが、ここ数試合はMFダニエル・ヴァスを置くことで守備の強度を増す方向にシフトした。4-4-2でよりソリッドな堅守速攻に立ち返る名門は、結果のみを見据えている。
一時はバルセロナ行き報道も過熱したものの、2019年夏にセルタからバレンシアに完全移籍したウルグアイ代表FWマキシ・ゴメス。順当なステップを踏む中でストライカーとしての感覚は研ぎ澄まされ、現時点で複数のプレーヤーと並び得点ランキングトップタイに立つ。M・ゴメスの得点なしには白星を飾れていないバレンシアだが、反対にこの選手がネットを揺らせばこれ以上なく士気は高揚する。
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