プレミアリーグ第15節、マンチェスター・ユナイテッド対クリスタルパレスが日本時間5日の23:00からオールド・トラッフォードで開催される。
前々節のチェルシー戦をマイケル・キャリック暫定監督の下で引き分けたマン・Uは前節、アーセナルと対戦。今季限りまでラルフ・ラングニック氏を暫定監督として招聘したものの就労ビザの関係で引き続きキャリック氏が指揮を執った中、シーソーゲームの末にブルーノ・フェルナンデス弾とクリスティアーノ・ロナウドのPK含む2発で3-2と競り勝った。
リーグ4試合ぶりの白星を手にしたチームは、今回の試合からラングニック体制に。アーセナル戦から中2日で行われる初陣だけに、攻守にハードワークを求めるラングニック監督が先発に多くの変更を加えても驚きはないだろう。
チーム状況では、ラファエル・ヴァランが引き続き欠場。アーセナル戦に間に合わなかったエディンソン・カバーニとアーロン・ワン=ビサカ、ルーク・ショーの復帰に期待がかかるが、全員ピッチに戻れる可能性は高くなさそうだ。
リーグでの連勝は第5節以降なし。TOP4フィニッシュのためには新体制の初陣とはいえ勝ち点を落としたくない状況で、ラングニック監督に率いられるチームがどのようなパフォーマンスを見せるか注目だ。
昨夏のマン・U加入後、いまだ本領発揮できていないファン・デ・ベーク。しかし、確かな足下の技術とプレービジョン、戦術理解度、献身性の高さから、ラングニック体制となって状況が大きく変化しそうな一人と言えるだろう。今季ここまでリーグ戦の先発はないものの、いきなりチャンスを与えられる可能性も十分。ここで躍動できれば、一気にレギュラーポジション奪取へ視界良好となるだろう。
一方のクリスタルパレスは前節、リーズとアウェーで対戦。チャンスを活かせない中、0-0で終盤を迎えると、試合終了間際にハンドでのPK献上から決勝点を奪われ、0-1で敗戦した。
2連敗で3戦未勝利という厳しい状況の中、今回の試合ではジョエル・ウォードが累積警告により出場停止に。ジェイムズ・マッカーサーが引き続き負傷欠場見込みの中、ヨアキム・アンデルセンの負傷からの復帰に期待がかかる。
一方、日程面で見れば中2日の相手に対し、こちらは中4日と有利な状況。インテンシティの高さを維持して少ないチャンスを活かし、何とか勝ち点を持ち帰りたい。
カウンターから勝機を見出したい中、やはり攻撃の旗手として期待がかかるのはザハだ。クリスタルパレスでの9シーズン目を迎えた今季は、リーグ13試合で4ゴールをマーク。持ち味のスピードを活かした仕掛けを積極的に繰り出し、古巣相手に決定的な仕事を果たしたい。
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