【欧州・海外サッカー ニュース】アトレティコがアラベスに1-0勝利。
18日のラ・リーガ第20節、アトレティコ・マドリーは本拠地メトロポリターノでのアラベス戦を1-0で制した。
ラ・リーガの前試合レアル・ソシエダ戦を1-1で引き分け、首位バルセロナとの勝ち点差は11まで広がった。現時点で首位に11差をつけられたチームが逆転優勝を果たした前例は、スペインリーグの長い歴史でこれまで存在しない。「2位や3位で満足していないのは私も同じだ」というシメオネ監督の言葉通り、アトレティコが優勝を目指すとすれば、不可能を可能にしなければならない。
シメオネ監督はこのアラベス戦、GKオブラク、DFマルコス・ジョレンテ、プビル、ハンツコ、ルジェーリ、MFジュリアーノ、バリオス、ジョニー、アルマダ、FWフリアン・アルバレス、スルロットを先発で起用している。
前半、アトレティコは引いて守るアラベスを相手に苦戦。コケをベンチに置いたために落ち着いてゲームをつくれなかったこともあるが、チャンスに恵まれない時間が続いた。前半終了間際にはペナルティーエリア内の混戦からアルマダ、バリオス、ジュリアーノと立て続けにシュートを打ったが、いずれも決め切ることができなかった。
スコアレスで迎えた後半、アトレティコに先制点をもたらしたのは、重戦車スルロットだった。47分、右サイドに流れたバリオスが高精度のクロスを送ると、高く跳び上がったノルウェー代表FWが首を思い切り振るヘディングシュート。ボールは右ポストを叩いてから枠内に転がっている。スルロットは今季ラ・リーガ6得点目。
シメオネ監督は61分に交代カードを切り、ジュリアーノ、アルマダ、フリアン・アルバレスを下げてコケ、バエナ、グリーズマンを投入。メンバーの質を落とさずに追加点を狙う。70分にはバエナがミドルシュートからゴールをうかがうも、これはバーに直撃した。
アトレティコはその後、アラベスの反撃も許すように。シメオネ監督は78分にカルドーソをル・ノルマンに代え、システムを4バックから5バックに変更して守備を強化した。終盤はアラベスの攻勢に苦しんだアトレティコだったが、最後まで失点を許さず虎の子の1点を守り切ってる。すでに“不可能”となった逆転優勝に向けて、一歩を踏み出した。
2試合ぶりの勝利を収めたアトレティコは3位ビジャレアルに勝ち点を41で並んで4位に位置。首位バルセロナには暫定で勝ち点8差、2位レアル・マドリーには7差をつけられている。