勝ち点66で2位のマンチェスター・ユナイテッドと、勝ち点46で10位のリーズが現地時間25日(日本時間同日22:00)にエランド・ロードで対戦する。
前々節、マンチェスター・シティを相手に1人退場者を出しながらもシュート2本で2-1の大金星を収めたリーズ。前節は、ホームに王者リヴァプールを迎えた。
そのリヴァプール戦は、31分に先制を許したものの、後半に猛攻。パトリック・バンフォードのバー直撃シュートやジャック・ハリソンの決定機など攻勢に出ると、終盤の87分にCKからディエゴ・ジョレンテがヘディング弾を決めて、1-1で引き分けた。
チームはこれでリーグ5試合3勝2分け。チェルシー、マン・C戦も挟みながら負けなしと好調を維持している。引き続きリアム・クーパーが出場停止で、リヴァプール戦を欠場したラフィーニャも起用可能か微妙な状況だが、ビッグクラブ相手に3戦連続無敗といきたい。
21歳の守護神に注目だ。マルセロ・ビエルサ監督の薫陶を受けるアンダー年代のフランス代表GK。フランスは東京五輪で日本と同組となっており、今夏に来日を果たす可能性もある。前節のリヴァプール戦では飛び出し不発から失点に関与したが、恐れ知らずの勇気あるゴールキーピングは最大の魅力でもある。攻撃的なスタイルでマン・U相手に好パフォーマンスを見せたい。
一方のマン・Uは前節、ホームでバーンリーと対戦した。0-0で迎えた48分にメイソン・グリーンウッドのゴールで先制後、すぐさま同点とされる。それでも、終盤にはグリーンウッドの2発目とエディンソン・カバーニの今季8ゴール目が生まれ、3-1で勝利した。
チームはこれで公式戦5連勝と好調を維持しており、8ポイントまで首位チームとの差を詰めた。しかし、そのマン・Cは21日にアストンヴィラを撃破。再びマン・Uとの差を11ポイントに広げている。そのため、ここで勝ち点を落とせば奇跡的な逆転優勝の可能性はさらに低くなる状況。主力の離脱者はアントニー・マルシャルだけで個々のコンディションも上々と、チーム状況は良い。6連勝でマン・Cに食らいつき続けたい。
昨季にブレークした19歳は今季、イングランド代表での問題もあって低調な序盤戦を過ごしてきたが、終盤戦にきてフォームを取り戻した。前節のバーンリー戦では2ゴールで主役となり、これで直近のリーグ4試合4ゴール1アシストに。カットインからでも縦への突破からでもシュートに持ち込める、右サイドからの迫力ある仕掛けは必見。4試合連続弾でチームを勝利に導きたい。
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