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レアル・マドリーOBバルダーノ氏、物議を醸し続けるヴィニシウスの振る舞いに…「マドリーにとっても彼にとっても良くない。健全ではないよ」

GOAL

レアル・マドリーOBのホルへ・バルダーノ氏が、同クラブFWヴィニシウス・ジュニオールの振る舞いに苦言を呈している。

昨年のバロンドールで2位に輝くなど、極上のフットボールプレーヤーとして知られながらも、プレー以外の振る舞いがネガティブに報じられているヴィニシウス。19日のラ・リーガ第8節ヘタフェ戦(○1-0)では、途中出場からDFニョム、FWアレックス・サンクリスの退場を誘発し、その度にヘタフェの人々と衝突していた。

ヴィニシウスはニョムが出場から約40秒後に退場した際、ホセ・ボルダラス監督に対して「素晴らしい交代策だな」と発言し(監督本人が証言)、さらにサンクリス退場後にはDFフアン・イグレシアスと口論を交わし、「だからお前は皆から嫌われているんだ」と言われて「それは俺がすごい選手だからだ」と反論した。イグレシアスは試合後、「すべてピッチに置いていかなければならないが、許せないこともだってある。敬意が存在しないときにはこういうことが起こるんだ」と語っている。

こうした話題を振り撒き続けているヴィニシウスについて、バルダーノ氏が忠告をしている。

レアル・マドリーに選手、監督、ゼネラルダイレクターとして在籍し、現在はスペインを中心に執筆・解説業に従事する同氏は、スペイン『モビスタール・プルス』の番組内でヴィニシウスがヘタフェ戦で見せた振る舞いについて言及。彼自身のためにも感情を抑制する必要性を説いている。

「私たちは毎試合、ヴィニシウスに自分を抑えるように求めている。何よりも、そのジェスチャーについてね。あれはチームにとっても、ヴィニシウスにとっても、彼のイメージにとっても良くないものだ」

なおバルダーノ氏は以前から、ヴィニシウスがその振る舞いを改める必要があると説いてきた。シャビ・アロンソ監督から交代でピッチに下がることを命じられ、あからさまに不満な態度を示した際には、次のように語っていた。

「公の場であんな態度を取るなど、健全ではない。いかなる場合でも健全ではないよ」

「ヴィニシウスは、彼が本来いるべきカテゴリーの選手として集中しなければならない。彼はバロンドールで2位にまで到達したんだ」