移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、ロドリゴの将来について自身の『Youtube』で言及。現在、選手とクラブで交渉が進んでいるようだ。24歳のブラジル代表FWはレアル・マドリーへの愛情を強調しているものの、クラブ側は1億ユーロでの売却を前向きに捉えている模様。最終的には、選手の判断に委ねられると伝えられている。
現在ロドリゴはヴィニシウス・ジュニオール、キリアン・エンバペの影に隠れていることが指摘されており、シャビ・アロンソ監督の下でもクラブワールドカップでは出場機会を多くは得られず。本人や代理人は不満を抱えているという。
一方で、選手側の給与要求がネックになる可能性もあるようだ。
ロマーノ記者はこう語っている。
「ロドリゴとレアル・マドリーはさらに交渉を重ねるだろう。ロドリゴは大きな変化、大きな転機を迎えている。レアル・マドリーとの会話を通じて、クラブ側が彼に対してオープンだとも感じているようだ。また移籍を希望する場合は、クラブは許可できる」
「評価額に関して8000万ユーロという報道もあるが、レアル・マドリーはこれよりも高額を要求している。おそらく1億ユーロから交渉を開始し、徐々に価格を下げる可能性もある。レアル・マドリーは一貫して、ロドリゴの移籍を認める姿勢だ。ロドリゴ本人が決断することになる」
「一方で、ロドリゴは依然としてレアル・マドリーを愛している。彼にとってこの決断は簡単じゃない。まだ多くを与えられる自信もあるようだ。だからこそ複雑な問題であり、大きな決断を下す瞬間でもある。彼を取り巻く状況は、これから活発化するだろう。プレミアリーグ勢だけでなく、他のクラブも注目している。今後数日間で進展するだろう」
現時点でアーセナルの他、リヴァプールも関心を強めていることが報じられているが、移籍市場閉幕まで大きく注目を集めることになりそうだ。