10月のインターナショナルウィークでは、ポーランド代表に合流していたロベルト・レヴァンドフスキ。しかし、ワールドカップ欧州予選のリトアニア戦で左太もも裏の筋断裂を負うことになり、約1カ月の離脱が予想されている。
スペインメディアの報道によると、レヴァンドフスキはこれで27日のレアル・マドリー戦も欠場見込み。このケガに対して、バルセロナ側は「ケアを怠った」として激怒していることが伝えられていた。
ポーランド代表のヤン・ウルバン監督は、『Cope』に対して「筋肉断裂で4週間離脱とは、私自身が最も驚いている」とコメント。そのうえで、「ケアを怠った」との批判に反論した。
「筋肉を痛めた選手はこれまで何度も見てきたが、断裂していれは続行不可能だ。彼はハーフタイムに『何か違和感がある』と言ってはいたが、それ以上のことは何も言わなかったよ。もしもっと深刻ならば、彼は交代を求めたはずだ。ウォームアップしている選手はいたわけだからね」
「我々にとってロベルトは非常に重要な選手だ。3日前の親善試合では、彼を慎重に扱う必要があると判断し、出場させなかったよ」
「バルサとは話していない。その必要がないからだ。ロベルトはそれほど重傷ではないと思っている。筋肉が断裂していたら、プレーを止めていただろう」
「ポーランド代表はロベルトを大切にしてきた。なぜなら、彼が必要だからだ。11月には2試合が予定されており、彼は我々の大スター。ロベルトの健康を危険にさらすようなことは絶対にしない」
なおバルセロナでは現在、離脱者が続出中。レヴァンドフスキの他、ガビやマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ダニ・オルモ、ジョアン・ガルシアがケガを抱えている。
一方で『ESPN』によると、ラミン・ヤマルとフェルミン・ロペスが練習に復帰したようだ。
バルセロナは、18日にジローナと対戦。その後チャンピオンズリーグでオリンピアコスと対戦した後、26日にレアル・マドリーとのクラシコに挑む。