ここ数ヶ月で一躍ボクシングシーンの注目を浴びた選手を挙げるとすれば、その一人がジェシー"バム"ロドリゲスだ。
22歳という若さにして、ロドリゲスは15勝0敗の戦績を誇る。前回の試合では突然のカード変更で世界戦のチャンスを手に入れた。この一戦で当時の王者カルロス・クアドラスに勝利し、世界タイトルを初めて獲得した。
クアドラス戦での勝利をもって、ロドリゲスは現役最年少世界王者となった。初防衛戦となる今回の試合では、ボクシング界のレジェンド、シーサケット・ソー・ルンヴィサイを迎え、世界戦がひしめく日本時間26日のイベントでメインを張る。このイベントはアメリカのテキサスで行われ、試合の模様はDAZNから生中継される(ウズベキスタンとタイを除く)。
カルロス・クアドラスが2月に行った王座戦の相手は、もともと元王者のルンヴィサイだった。だがルンヴィサイが病気により欠場を余儀なくされ、カードが変更されることとなった。このチャンスを掴んだのが、当時フライ級コンテンダーであったジェシー・ロドリゲス。決定時点で試合まで残された時間は1週間だった。
だが、ロドリゲスにとって階級を上げた影響はなかったようだ。第3ラウンド、ロドリゲスは完璧な右アッパーでクアドラスからダウンを奪うと、スピードとフットワークを活かしてあらゆる角度からクアドラスに襲いかかった。
同様のアプローチを続け、ロドリゲスは12ラウンド通じて試合を支配した。このアメリカ人は判定で3人のジャッジ全員から支持を得て、117-110、117-110、115-112の3-0で勝利した。
クアドラスに勝利したことで、ロドリゲスは一瞬にして強い輝きを放つ若手注目株の一人となった。次の動きに関していえば、22歳のWBC王者の眼前には無数の選択肢が広がっている。
このイベントは日本時間6月26日(日)午前9時より行われる。アンダーカードの進行次第だが、メインイベントを戦う二人の入場は午後0時頃の予定となっている。
このイベントはDAZNから全世界200以上の国と地域で生中継される(タイとウズベキスタンを除く)。
このイベントはテキサス州サン・アントニオにあるテックポート・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 6月26日(日) 9:00 | ロドリゲス vs.ルンヴィサイ | WBC世界スーパーフライ級王座戦 |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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