日本時間11月27日(日)、ディリアン・ホワイトは2022年2度目の試合を行う。対戦相手はジャーメイン・フランクリン。この試合の模様はDAZNから生中継される。
4月にWBCヘビー級世界王者タイソン・フューリーにKO負けを喫したホワイトは、自身のプロフィールを再構築し、他のヘビー級ファイター達に自身が侮れない存在であることを再び知らしめようとしている。
ボクシング界ではいつものように、注目を集めるビッグマッチには多くのベッティングが集まる。これまでのベッティングの様子から試合の行方を占ってみよう。
(ベッティングサイト「BetMGM」による)
ベッティングサイト「BetMGM」(11月24日参照)によると、ディリアン・ホワイトには「1/10」というオッズがつけられ、大きく優勢との予想がなされている。この数値は、10ドル(約1390円)の利益を得るためには、100ドル(約1万3900円)を懸ける必要があるということだ。一方のジャーメイン・フランクリンには「6/1」というオッズがついている。これは10ドルをベットし、フランクリンが勝利した場合、元金の返金に加えて60ドル(約8350円)が得られるということだ。
ディリアン・ホワイトがヘビー級で第一線の選手であり続けたいのであれば、勝利は必須条件だ。
2連敗することになればホワイトの存在感は希薄になってしまい、2023年に実現したいビッグネームとの試合は望み薄となってしまうだろう。
だが、ジャーメイン・フランクリンはこれまで21戦のプロキャリアの中で、目立つファイターと対面したことはない。フランクリンには下馬評を覆し、これまでのキャリアで最大の勝利を収めるモチベーションがある。
リング内でのホワイトのパフォーマンスについては、すぐに全開になると思ってはいけない。新トレーナー、バディ・マクガートの下で戦う初めての試合だからだ。試合序盤は"ボディスナッチャー"(ホワイトの愛称)がマクガートから習ったことを実行しようとする、試運転期間になりそうだ。
ヘビー級のボクシングでよく見られるように、1発のパンチで状況が大きく変わる可能性がある。そして、フランクリンはそれだけのパワーを持ったファイターだ。だが、私はホワイトが期を見計らって、終盤にフィニッシュすると予想する。
Astbury記者の予想: ディリアン・ホワイトの10ラウンドKO勝利
このイベントは日本時間11月27日(日)午前4時から行われる。アンダーカードの進行次第ではあるが、メインイベントを戦う両名の入場は午前7時30分頃と予定されている。
このイベントはDAZNから世界200以上の国と地域に生中継される。
この試合は英国・ロンドンのウェンブリー・アリーナで行われる。
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 11月27日(日) 4:00 | ホワイト vs.フランクリン | ヘビー級12回戦 |
| 12月4日(日) 10:00 | エストラーダ vs.ゴンサレス | WBC世界スーパーフライ級王座戦 |
| 12月11日(日) 4:00 | ワーリントン vs.ロペス | IBF世界フェザー級王座戦 |
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