日本時間8月17日、モーゼス・イタウマがリヤドでディリアン・ホワイトをわずか一ラウンドで圧倒的に倒し、キャリア最大の勝利を手にした。イタウマは2分間で見事なパフォーマンスを見せ、ヘビー級ボクシング界の未来を担う存在としての実力を示した。
WBOのトップランカーであるイタウマは、プロに転向して以来最も困難と思われる試練にどう対応するか、多くの期待が寄せられていた。
しかし、ANBアリーナで行われたこの試合では、20歳のイタウマは両者の入場にかかった時間よりも短い時間でホワイトをキャンバスに沈め、試合を決した。
ホワイトにとっては、3年前にタイソン・フューリーに敗れて以来となる世界タイトル挑戦の希望を断たれる結果となった。
一方、イタウマの戦績はこれで13勝0敗(11KO)となり、来年の世界タイトル挑戦が現実味を帯びることになった。
初のメインイベントとなったイタウマは歓声を受けて登場し、黒い革のベストを身に纏って堂々とリングに立った。ホワイトは控室でじらしつつ、映画『ジョーズ』のテーマ曲とAC/DCの『バック・イン・ブラック』をバックに登場したが、心理戦は無益だった。
イタウマは試合開始から積極的に攻め、ラウンドの半ばにはすでに勝利を確信させる状況となった。
イタウマは素早いジャブと力強い連打でホワイトをロープに追い込み、テンプルへの連打で彼を押し込んでいった。ホワイトは攻撃を受け流そうと努めたが効果はなかった。
イタウマは攻撃の手を緩めず、ホワイトがキャンバスの端で反撃を試みても、再び打ちのめし、ダウンを奪った。
ホワイトは立ち上がろうとしたが足元がおぼつかず、再びコーナーに体を預けた。その時点でレフェリーが試合を止め、イタウマは観衆に一礼を捧げた。
これまでの一連の試合で不安定な試合が続いていたホワイトの今後については、引退も考慮されるだろう。一方輝かしい勝利を飾ったイタウマにとっては、次に狙うべきは階級のトップファイターとの対戦だ。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 8月17日(日) 2:00 | eスポーツワールドカップ ファイトウィーク | イタウマ vs ホワイト |
| 8月23日(土) 9:00 | ---- | リベラ vs ベイリー |
| 8月24日(日) 3:00 | ---- | ラファティ vs チェンバレン |
| 8月24日(日) 9:00 | ---- | リベラ vs コルドバ |
| 8月24日(日) 11:00 | ---- | ゴンザレス vs フローレス |
| 8月30日(土) 19:00 | ---- | シン vs ジアン・ハオ・ホー |
| 8月31日(日) 3:00 | ---- | ティル vs ロックホールド:MF & DAZN: X Series 022 |
| 9月7日(日) 3:00 | ---- | マコーマック vs パラ |
| 9月7日(日) 10:00 | ---- | ヌニェス vs ディアス |
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