ニック・ボールは最近の試合で「レッキング・ボール」の異名にふさわしい活躍を見せている。3月のテレンス・ジョン・ドヘニー戦では10ラウンド終了時にドヘニー側のコーナーが棄権を申し入れ、昨年10月にはロニー・リオスを10ラウンドTKOで撃破している。
英国のファイター、ボールは、サウジアラビアのリヤドにあるANBアリーナで行われるサム・グッドマンとの一戦で、WBAフェザー級世界タイトル3度目の防衛を目指す。この試合はDAZNからPPV形式で生中継される。
一方、グッドマンは5月にセサール・バカ・エスピノサを判定で下し、今回のボール戦が初の世界タイトル挑戦となる。
ボール(22勝0敗1分、13KO)がまたもや圧倒的な勝利でグッドマンを打ち破るのか、それともグッドマン(20勝0敗、8KO)が自身最高のパフォーマンスで世界王者の座をつかむのか?
このタイトルマッチでどちらが優位に立つのかを分析する。
ニック・ボールは、相手に圧力をかけながら前進するのが得意だが、後方に下がってパワーパンチを狙うこともできる。
身長157.5cmの「レッキングボール」は、タイトで規律の整ったガードを構え、ダブルジャブを駆使して攻撃を組み立てる。2発目のジャブで相手を惑わせた後、強烈な右ストレートを放つのが彼のスタイルだ。
ボールはまた、上下の狙いを変えてボディに効果的なパンチを打つことができる。
一方、サム・グッドマンも同じく相手に圧力をかけて追い込むスタイルを得意としている。
グッドマンはバネのある動きで左ジャブを繰り出し、このパンチが決まれば素早い連打やコンビネーションにつなげる。「ザ・ゴースト」と呼ばれるグッドマンは、相手をちょうど良い距離に保ち、そこから強烈な左フックや鋭いアッパーカットを放つ。
ただし、グッドマンのスタイルには、ガードを胸の高さまで下げがちな点があり、これはボールにとっては狙い目となるだろう。
グッドマンのパンチがやや鋭く刺すようなスタイルであるのに対し、ボールはその破壊力が際立っている。
強風のような攻撃的スタイルと、容赦ないカウンターパンチを使い分ける28歳のボールは、3月のドヘニー戦で相手側が試合を止める事態を引き起こした。その直前にもロニー・リオスを10ラウンドでTKOしている。
一方、グッドマンは直近の8試合のうち7試合で判定勝ちを収めている。
両者とも無敗の戦績を誇るが、グッドマンにとってはこれが初の世界タイトル挑戦。一方、ボールはWBAフェザー級世界タイトルの3度目の防衛に臨む。
さらにボールは、レンス・ジョン・ドヘニー、レイモンド・フォード、アイザック・ドグボエといった実力者を下しており、レイ・バルガスとの試合は引き分けている。これらの経験がボールにとって精神面でのアドバンテージとなっている。
とはいえ、グッドマンにとっては自身が世界王者となる資質を証明する絶好の機会であり、結果を出したい切迫感がある。
このカテゴリーは競り合っているが、わずかにチャンピオンが優位だと考えられる。
ニック・ボールは2024年、忙しい年を過ごした。バルガスと引き分けた後、フォードを倒して新WBAフェザー級世界王者となり、その後もロニー・リオスを下してタイトル防衛を果たした。
さらに3月のドヘニー戦での勝利を経て、勢いを増しているようだ。DAZNニュースは3つのカテゴリーですべてチャンピオンの優位を予想しており、グッドマンにはボールの圧倒的な攻撃に対抗するため個性をフル活用したボクシングが求められるだろう。
グッドマンにそれができるのか?もちろん可能だが、そのためには自ら動いて試合をコントロールする必要がある。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 8月17日(日) 2:00 | eスポーツワールドカップ ファイトウィーク | イタウマ vs ホワイト |
| 8月23日(土) 9:00 | ---- | リベラ vs ベイリー |
| 8月24日(日) 3:00 | ---- | ラファティ vs チェンバレン |
| 8月24日(日) 9:00 | ---- | リベラ vs コルドバ |
| 8月24日(日) 11:00 | ---- | ゴンザレス vs フローレス |
| 8月30日(土) 19:00 | ---- | シン vs ジアン・ハオ・ホー |
| 8月31日(日) 3:00 | ---- | ティル vs ロックホールド:MF & DAZN: X Series 022 |
| 9月7日(日) 3:00 | ---- | マコーマック vs パラ |
| 9月7日(日) 10:00 | ---- | ヌニェス vs ディアス |
(C)DMM.com
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