日本時間8月17日、サウジアラビア・リヤドのANBアリーナで行われた試合で、フィリップ・フルゴビッチがデビッド・アデレイを破り、将来のタイトル挑戦者としての地位を再確認した。フルゴビッチは第8ラウンドにアデレイをダウンさせたものの10回戦のフルラウンドを戦い抜き、98-91、99-90、99-90の判定で快勝した。
両ファイターともプロ戦歴で1敗を喫している中、近い将来ベルトが分裂する可能性があるヘビー級での地位をかけてリングに上がった。しかし、最終的には経験豊富なフルゴビッチが勝利し、そのプロ戦績を19勝1敗に伸ばした。この唯一の敗北は昨年6月のIBF暫定王座戦でダニエル・デュボアに喫したものだ。
今回の勝利で、フルゴビッチの名前はタイトルを狙う他の強豪の対戦候補に挙がるだろう。一方、アデレイにとっては学ぶべき点が多い試合となった。彼は今回の一戦に向けて英国ヘビー級タイトルを返上し、ロンズデールベルトを手放すという大胆な決断をしたが、多くの教訓を得ることができた。
この対戦は、単独でメインイベントになり得る試合であり、ファイトウィークにはこの一戦がメインイベントを上回る注目を集める可能性があるとまで見られていた。
序盤からその期待に応える展開となった。アデレイの鋭いジャブがフルゴビッチの右目上にカットを入れ、フルゴビッチは鮮血をまとった。しかし、オフィシャルと医療スタッフによる診察の後、フルゴビッチは試合を続行。相手との距離を広げつつも精力的に動き、力強いペースで試合を進めた。
アデレイのセコンドが後半に手数を出すよう指示すると、アデレイは左フックで流れを取り戻そうとしたが、8ラウンド序盤にフルゴビッチの強烈な右を被弾しダウン。イギリス人ボクサーは果敢に反撃を試みたが、フルゴビッチは動じなかった。
その後フルゴビッチは最後の2ラウンドをほぼスムーズに乗り切った。判定のポイント差はフルゴビッチの技術の高さを象徴するものとなった。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 8月17日(日) 2:00 | eスポーツワールドカップ ファイトウィーク | イタウマ vs ホワイト |
| 8月23日(土) 9:00 | ---- | リベラ vs ベイリー |
| 8月24日(日) 3:00 | ---- | ラファティ vs チェンバレン |
| 8月24日(日) 9:00 | ---- | リベラ vs コルドバ |
| 8月24日(日) 11:00 | ---- | ゴンザレス vs フローレス |
| 8月30日(土) 19:00 | ---- | シン vs ジアン・ハオ・ホー |
| 8月31日(日) 3:00 | ---- | ティル vs ロックホールド:MF & DAZN: X Series 022 |
| 9月7日(日) 3:00 | ---- | マコーマック vs パラ |
| 9月7日(日) 10:00 | ---- | ヌニェス vs ディアス |
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