テオフィモ・ロペス・ジュニアとシャクール・スティーブンソンは、自分たちの意志でこのメガファイトを現実のものにした。
日本時間2月1日、ボクシング界は誰がスーパーライト級の頂点に立つのかを知ることになる。スティーブンソンが階級を上げ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、ロペスの持つWBO世界スーパーライト級王座に挑む。この試合はDAZNからPPV形式で生配信される。
ロペス(22勝1敗13KO)は2025年の唯一の試合として、5月にアーノルド・バルボサJrを判定3-0で完封した。一方のスティーブンソン(24勝0敗11KO)は忙しい一年を過ごした。2月にジョシュ・パドリーを9回TKOで下してWBC世界ライト級王座を防衛すると、7月にはウィリアム・セペダにプロ初黒星を与える判定3-0の勝利を収めた。ボクシングの教科書のような内容で再び王座を守っている。
ロペスはワシル・ロマチェンコ戦やジョシュ・テイラー戦で見せたように、再び相手の実力に合わせて自らのレベルを引き上げ、スティーブンソンの戦績に初の傷をつけることができるのか。あるいは、スティーブンソンが自身最大の勝利を手にするのか。期待が高まる中、王者と挑戦者のどちらに分があるのか検証する。
テオフィモ・ロペス・ジュニアは、接近戦で巧妙に立ち回るボクサーパンチャーだ。上下に打ち分け、フェイントを駆使して狙いどころを探り、単発のカウンターや勢いのある連打でポイントを奪う。その一撃には爆発的なパワーが宿る。
そんなロペスのスタイルがぶつかるのが、練り上げられたジャブを起点に戦うシャクール・スティーブンソンだ。「打って当てられない」ボクシングの体現者で、そのジャブでリング上の主導権を握り、試合の条件を自ら提示していく。それこそが、スティーブンソンが無敗でいる理由だ。
どちらも一流のファイターで、スタイル面ではかなり拮抗している。ただ、その中でもスティーブンソンの被弾の少なさが、わずかに優位といえる。
もしスティーブンソンのパンチ力が、135ポンドから140ポンドへの階級アップで増していれば、パワーのカテゴリーは拮抗し、より興味深いものになる。
しかし、直近5試合でKOを生み出していないとはいえ、より明確な破壊力を備えているのはロペスの方だ。
そのパワーは、スティーブンソンのアゴの耐久力を試すことになるはずだ。特にロペス自身がKO勝ちを予告している以上、「ザ・テイクオーバー」にここでは軍配が上がる。
ロペスもスティーブンソンも非常に高いリングIQを持っている。ロペスは試合前に立てたゲームプランを遂行しながら、その途中で微調整していけることを何度も証明してきた。ロマチェンコを倒したのは、パワーに物を言わせたからではなく、ウクライナ人スターの十八番である高度なボクシング技術を上回ったからだ。その数試合後には140ポンドへ階級を上げ、再び支配的な内容でテイラーのタイトルを奪っている。
一方のスティーブンソンは、プレッシャーを受けることなくジャブを打ち続け、相手が持ち込んでくるあらゆるスタイルに柔軟に対応してしまう。
この項目では、わずかな差でスティーブンソンが上回る。
スティーブンソンの「打って当てられない」技術はどれほどのものなのか。『ザ・リング』が引用したコンピュボックスの統計値によると、スティーブンソンが相手のパワーパンチを被弾する確率は、5発に1発、つまり19.5%にとどまっている。これは現役ボクサーの中でトップの数字だ。
ロペスも絶え間なく足を使い、フェイントを交えながら出入りするタイプだが、防御面での明確なアドバンテージはスティーブンソンにある。
確かに、WBO世界スーパーライト級王座に挑むために階級を上げるという決断を下したのはスティーブンソンだ。それは、ニュージャージー州ニューアーク出身の彼が、135ポンドと140ポンドのどちらの階級でも自分が頂点に立てることを証明したいという強い欲求の表れでもある。
五輪で銀メダルを獲得し、3階級制覇も成し遂げたスティーブンソンは、アマチュアとプロ双方で豊富な経験を積み上げてきた。その集大成ともいえるのが、今回迎えるプロ25戦目だ。
とはいえ、ロペスは現役王者として長くシーンに君臨してきた。ニューヨーク州ブルックリン出身の2階級制覇王者は、ロマチェンコ戦でもテイラー戦でもブックメーカーのオッズでアンダードッグと評価されたが、そのたびに判定3-0の完勝を演じてきた。
今回も、スティーブンソンを前に大きなアンダードッグと見なされている。ロペスは、そうした立場に置かれたときこそ最も鋭さを発揮する傾向がある。
この記事中の評価では、5項目中3項目でスティーブンソンに優位があると判断している。スティーブンソンは、この試合を制してスターダムへのステップを一気に駆け上がるだけの要素を備えているということだ。それでも、「Ring VI」のメインイベントであるこの一戦は、本当にどちらに転んでもおかしくない。両者とも、それほど傑出したファイターだ。
スティーブンソンが、ボクシングのレベルがまったく違うところを証明するのか。それともロペスが再び、相手の実力に合わせて自らのレベルを引き上げ、スティーブンソンにプロ初黒星を刻むのか。答えは、この週末に明らかになる。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 2月1日(日) 2:00 | ---- | ムルタザリエフ vs ケリー アンダーカード |
| 2月1日(日) 3:00 | ---- | バンク vs スカル |
| 2月1日(日) 4:00 | ---- | ムルタザリエフ vs ケリー |
| 2月1日(日) 10:00 | ---- | ロペス vs スティーブンソン |
| 2月3日(火) 4:00 | ---- | インサイド・ザ・リング:エピソード22 |
| 2月7日(土) 10:00 | ---- | メディナ vs クリエル |
| 2月8日(日) 4:00 | ---- | ボール vs フィゲロア |
| 2月10日(火) 4:00 | ---- | インサイド・ザ・リング:エピソード23 |
| 2月11日(水) 10:00 | ---- | パガン vs ヒメネス |
| 2月15日(日) 0:00 | ---- | ハック vs ペイサル |
| 2月15日(日) 2:00 | ---- | ジョジャイ vs セイフカニ |
| 2月22日(日) 3:00 | ---- | ヴォルコフス vs ルイス |
| 2月22日(日) 4:00 | ---- | ウッド vs ワーリントン |
| 2月22日(日) 9:00 | ---- | バリオス vs ガルシア |
| 2月22日(日) 10:00 | ---- | シールズ vs クルーズ=デズーン II |
(C)DMM.com
DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。
通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,750円(税込)かかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円分お得な月額3,480円(税込)で2サービスを楽しむことができる。
なお、DAZNのスタンダードプランからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。
▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?