コナー・ベンが2022年の初戦に向かう。今週末の一戦、相手はクリス・ヴァン・ヘールデンだ。
ベンは世界クラスの戦いに集中している。一方で伝統の「ロンズデールベルト」をめぐる戦いを熱望していたことも認めた。エセックス出身のこのファイターは、ボクシング界期待の新鋭。今週末ヴァン・ヘールデンと相対するベンはウェルター級のランキングを上げていくにあたって、ここでしっかり自身の実力を披露したいところだ。
DAZNから独占生中継されるこの試合は、デビューから一気にタイトルホルダーに駆け上がったベンの最新試合だ。2020年以来急成長を遂げ、セバスチャン・フォルメラやクリス・アルギエリといった選手を軽々倒すほどに。皆が経験する国内や地域のタイトルマッチを未経験のまま複数の管理団体でランキング入りを果たしたのだった。
現在同級の英国王座はエコフ・エスマンが保有しているが、ベンは間違いなく国内王座よりも高いレベルで戦える選手だ。ベンが同郷の英国人と対戦する魅力的な試合はいくつも考えられるが、2022年に大きな飛躍を果たすため、25歳のベンの関心はより高いところに向いている。
「英国タイトルを獲れたら嬉しかったとは思うよ」ベンはヴァン・ヘールデンとの対戦を前に『DAZN』に語った。「家族のために獲りたいと思っていたベルトなんだ。父さん(元2階級世界王者のナイジェル・ベン)もこのベルトを巻く機会がなかったからね。だから僕は国内シーンを無視したことはないんだ。あのベルトは僕にとっても父にとっても大きな意味がある。もちろん獲得できたらよかったと思っているよ」
「クリス・ジェンキンスと戦う機会が数年前にあったけれど、フォルメラとの試合が組まれたから実現しなかった。そうして僕は全く違う道を進むことになったわけだ。戦っている相手や、その倒し方を見ても今僕が世界レベルに向かっていることは分かってもらえると思う。英国タイトルは欲しかったけれど、目標はずっと世界タイトルだし、今その目標にとても近いところまで来ているんだ」
| 日時(日本時間) | カード | 詳細 |
|---|---|---|
| 4月17日(日) 3:00 | ベン vs.ヘールデン | WBAコンチネンタル・ウェルター級タイトル戦 |
| 4月22日(金) 10:00 | ディアスJr. vs.ヘスタ | スーパーライト級10回戦 |
| 4月23日(土) 3:00 | ズッコ vs.ニコリッチ | WBCインターナショナルスーパーミドル級タイトル戦 |
| 5月1日(日) 5:00 | テイラー vs.セラーノ | ─ |
※配信予定、及び出場選手は変更になる場合あり
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