楽天の津留崎大成投手が宅地建物取引士(宅建)試験に合格したことを、26日に自身のX(旧ツイッター)で報告した。現役選手が難関試験を突破するのは異例だ。
津留崎は慶応高、慶大出身のエリート。2019年ドラフト3位指名で楽天に入団した。プロではリリーフ投手として活躍し、今季は17試合登板で1ホールド、防御率3.62だった。
この日Xを更新した右腕は「宅地建物取引士資格試験に合格しました。野球以外の時間を使い勉強し、39点で合格しました」とし、合格証書の写真とともに笑顔を見せた。「『野球に集中してない』ということは一切なく、野球に100%集中した上で勉強しました。外食や映画、Netflixなどでリフレッシュする時間を使い勉強しただけなので悪い気持ちにならないでください」と添えている。
難関国家資格として知られる宅建。不動産適正取引推進機構によると、今年度の合格率は18.7%だった。津留崎は狭き門を見事に突破してみせた。(Full-Count編集部)