11日のセビージャvsベティスを皮切りについに再開したラ・リーガ。第28節の最注目カードと言えるのが、マジョルカvsバルセロナの一戦だ。とりわけ、日本代表MF久保建英にとっては、幼少期を過ごした古巣対決となる。
11月から2月上旬にかけてのリーグ戦10試合で1勝1分け8敗と苦しんだが、中断前の直近4試合では2勝1分け1敗と調子を上げていたマジョルカ。ビセンテ・モレノ監督率いるチームは前節、これまでの4-4-2(4-2-3-1)からシステムを3-4-2-1に変更し、2-1で勝利した。それぞれの役割が明確となるこのシステムは一定の機能性を見せたが、バルサ戦でも引き続き採用するのか注目だ。指揮官が「サポーター不在は大きなハンデ」と語る通り、これまで獲得した勝ち点25のうち勝ち点20をホームで獲得。それだけに無観客試合となるのは痛いが、カウンターをベースに久保ら個の力を活かして勝ち点をもぎ取りたい。
注目はもちろん、古巣対戦となる久保だ。中断前のエイバル戦では、ペナルティアークでの仕掛けから右足のコントロールシュートでネットを揺らして今季3ゴール目を記録。さらに、5度のボール奪取を成功させるなど守備面でも大きく貢献した。中断期間明けのトレーニングでは、ビルドアップして一回り筋肉量を増加させた姿を披露し、期待感を抱かせている。先日にマジョルカのダニ・ペンディン第2監督から「彼の左足は天から恵まれたもの。そのクオリティーは、神から贈られた才能だ」と絶賛された男は、19歳となって迎える初戦で古巣相手に輝きを放つことができるか。
対するバルセロナは、第26節でレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”で完敗し、一時は首位陥落したものの、直近の第27節でレアル・ソシエダに勝利。ライバルの躓きにより、2ポイント差で再び首位を奪還して中断期間に入った。この中断期間中には、通常ならばシーズン絶望だった得点源のルイス・スアレスが右ひざの手術からの負傷を完治させ、練習で鋭い動きを見せるほどに。クレマン・ラングレは出場停止となるが、リーグ1stマッチで5-2と粉砕した相手に対する優位は揺るがない。
今季ラ・リーガでの22試合で19ゴールを記録して得点リーディングを走るメッシ。8日にはバルセロナが「キャプテン(メッシ)は四頭筋を痛めており、別メニュー調整となった」と発表したことで状態が懸念されたが、その後に全体練習に復帰してファンを安心させた。キケ・セティエン監督も、「ちょっとした痛みを抱えただけで、元気だし問題ない」と語っており、マジョルカ戦には先発で出場する見込み。コロナ禍でフットボールを待ちわびてきたファンに、世界最高選手に相応しいプレーを久々に披露し、活気をもたらしてほしいところだ。
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