久保建英が所属する10位のソシエダは今節、9位のベティスをホームに迎えた。4試合連続で先発した久保は定位置の右ウイングでスタート。そのソシエダは序盤から主導権を握ると、13分にアイエン・ムニョスのクロスがDFディエゴ・ジョレンテのOGを誘って先制に成功する。さらに27分には、左サイドで久保との連係からボックス内に侵入したミケル・オヤルサバルが倒されてPKを獲得。オヤルサバルが自ら沈めて2-0とした。迎えた後半、やや重心を下げたソシエダは久保が要所でチャンスを創出。追加点こそ挙げられなかったものの、ベティスをシャットアウトし、直近の公式戦5試合で4勝目となる白星を手にした。
首位のバルセロナは今節、ラス・パルマスをホームに迎えた。立ち上がりからボール保持率を上げたバルセロナだが、ラス・パルマスの鋭いカウンターに苦慮。前半終盤にはペドリやハフィーニャがゴールに迫るも、古巣対決のGKイェスパー・シレッセンやクロスバーに阻まれ、得点できない。すると迎えた後半直後、ラス・パルマスが縦に速いカウンターから同じく古巣戦となったサンドロ・ラミレスのゴールで先制。バルセロナは61分にペナルティアーク付近からハフィーニャがミドルシュートを沈めて同点弾を挙げるも、直後に最終ライン裏を突いたファビオ・シルバにすぐさま勝ち越し弾を挙げられる。その後、バルセロナは途中出場のヤマルらの仕掛けを軸にゴールを狙うも、そのまま1-2で敗戦。リーグ3試合未勝利となった。
そのほか、2位に位置するレアル・マドリードは、15位のヘタフェとのマドリード・ダービーをジュード・べリンガムのPKとキリアン・エンバペのゴールにより、2-0で勝利。首位・バルセロナと勝ち点1差まで迫っている。
マジョルカ 2-1 バレンシア
バルセロナ 1-2 ラス・パルマス
アラベス 1-1 レガネス
エスパニョール 3-1 セルタ
バジャドリード 0-5 アトレティコ・マドリード
ビジャレアル 2-2 ジローナ
レアル・マドリード 2-0 ヘタフェ
ラージョ・バジェカーノ 1-2 ビルバオ
ソシエダ 2-0 ベティス
セビージャ 1-1 オサスナ