久保建英、今季限りで退任のイマノル監督に惜別の言葉「ありがとう」　“非下部組織組ないがしろ疑惑”で物議醸す恩師に感謝の意示す ｜ ラ・リーガ

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日本代表MF久保建英が、レアル・ソシエダで指導を受けてきたイマノル・アルグアシル監督に惜別の言葉を投げかけた。

久保は自身の公式インスタグラムに、イマノル監督と自身がハグを交わしている写真を掲載。シンプルに「Eskerrik asko.（ありがとう）」とキャプションを添えた。

1971年7月4日生まれのイマノル監督は、現在53歳。現役時代にはソシエダの下部組織から昇格してプロデビューを飾っており、クラブには人一倍愛着がある人物だ。それ故に、今季ホーム最終戦となった5月18日（現地時間）のラ・リーガ第37節・ジローナ戦（〇 3-2）直後には「いつの日かラ・レアルが政策を変更して、アトレティック・クルブのようにカンテラーノたちだけでプレーすることを決断してほしい」と発言。今季カンテラーノの起用が少なかったことを悔やんでのコメントだったと思われるが、非下部組織出身選手をないがしろにしているとして物議を醸していた。

久保もソシエダの中では“非下部組織組”にあたるが、今回インスタグラムに掲載した写真、そして一言で締めたメッセージに込められた思いは外野には知る由もない。ただ、2019年6月のレアル・マドリード移籍以降にローン移籍を繰り返す苦しい時期を味わった天才レフティーが、2022年7月にソシエダへと完全移籍したことで“居場所”を手にしたことは間違いない。

果たして、イマノル監督が去った来季のソシエダに久保の姿はあるのだろうか。

 

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