フルミネンセがベスト4入り！ アル・ヒラルとの接戦を制す | FIFAクラブワールドカップ2025

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FIFAクラブワールドカップ（CWC）2025準々決勝のフルミネンセ（ブラジル）対アル・ヒラル（サウジアラビア）が日本時間5日に開催された。

グループFを2位通過したフルミネンセは、決勝ラウンド16でインテルを2-0で下して決勝へ。40歳のレジェンド、チアゴ・シウヴァがこの試合でも先発した。

対するアル・ヒラルはグループHを2位で突破。決勝ラウンド16ではマンチェスター・シティと延長に及ぶ激闘を演じ、4-3勝利の番狂わせを演じて8強入り。ミリンコヴィッチ＝サヴィッチやカンセロ、マウコムらが引き続き先発に名を連ねた。

試合序盤は拮抗した展開となる。ややボール保持で優位に立ったアル・ヒラルに対し、フルミネンセは縦に速い攻撃で対応する。

両チーム共になかなか決定機を演出できない中、先手を取ったのはフルミネンセだった。40分、正面でボックス左のフエンテスからパスを受けたマルティネッリがワントラップでDFをはずし、そのまま左足でシュート。ゴール右上に突き刺す見事な一撃で先制点をマークした。

一方のアル・ヒラルは44分、正面やや右の遠めの位置でFKを獲得すると、ルベン・ネヴェスが入れたクロスに正面のクリバリがヘッド。このシュートがゴール右の枠を捉えるが、GKファビオの横っ飛びのファインセーブに遭って同点弾とはならなかった。

迎えた後半、ビハインドを背負うアル・ヒラルは51分に追いつく。ルベン・ネヴェスの右CKにクリバリが頭で合わせると、ゴール至近距離でこのボールをトラップしたレオナルドがシュートを叩きこむ。レオナルドの3試合連続となる今大会4ゴール目で1-1とした。

追いつかれたフルミネンセだが、70分には再び一歩前へ出る。敵陣でのボール奪取から、ペナルティアーク付近でパスを受けたエルクレスがゴール前に侵入してシュートを決めきり、勝ち越し点をもたらした。

その後、終盤のアル・ヒラルの攻撃を耐えきったフルミネンセが、そのまま2-1で逃げ切りに成功。接戦を制し、ベスト4入りを決めた。

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