ミッドウィークにともにチャンピオンズリーグを戦ったレアル・マドリードとビジャレアルが激突。ともに開幕から好スタートを切り、それぞれ2位と3位につける。
守備陣に負傷者が相次ぐレアル・マドリードだが、ダヴィド・アラバが戦線に復帰。ジュード・ベリンガムも戻り、キリアン・エンバペも好調を維持していることからプラス材料は多い。前節はアトレティコ・マドリードに大敗を喫したが、チャンピオンズリーグでは完勝を収め、いくらか気持ちを切り替えてリーグ戦に戻ることができるだろう。
一方のビジャレアルも今季から加入したレナト・ベイガやジョージズ・ミカウタゼ、トーマスといった新戦力がすぐに定着。チャンピオンズリーグでユヴェントスとも2-2のドローを演じ、たしかな力を備えていることを証明した。敵地での難しい一戦となるが、レアル・マドリードを苦しめる力はあるはずだ。
ラ・リーガでは無敗の首位を守るバルセロナがセビージャとのアウェー戦に挑む。しかし、チャンピオンズリーグでは王者のパリ・サンジェルマンに違いを見せつけられた格好だ。スコアとしては終了間際にゴールを奪われ、1-2という結果だったが、ハンジ・フリック監督やフレンキー・デ・ヨングらは現在地を理解したとコメント。実際、後半は支配される時間が続き、現状でトップオブトップにはいないことも証明される結果となっている。
それでも、依然としてペドリが中盤で圧倒的な存在感を見せ、センターフォワードに入ったフェラン・トーレスも好調を維持。左ウイングのマーカス・ラッシュフォードも着実に結果を残しており、ポジティブに捉えられる材料は多い。復活の兆しを見せるセビージャはどのように戦うのか、注目が集まる。
開幕7試合でわずか1勝と降格圏に沈むレアル・ソシエダ。久保建英の調子もいまひとつ上がっていないのも気がかりだ。直近のバルセロナ戦ではベンチスタートとなり、33分間の出場にとどまった。左足首の状態に不安を抱えており、ラージョ・バジェカーノ戦のメンバー入りも定かではない。主力DFのホン・アランブルも欠場の可能性があり、レアル・ソシエダには依然逆風が吹いている。
対するラージョも開幕から1勝にとどまっているのはラ・レアル同様。加えて、カンファレンスリーグとの二足のわらじを履いており、コンディションとしては非常に苦しい。中2日でラージョはどのようなプレーを見せるだろうか。
▽10月4日(土)
4:00 オサスナ vs ヘタフェ
21:00 オビエド vs レバンテ
23:15 ジローナ vs バレンシア
▽10月5日(日)
1:30 アスレティック・クルブ vs マジョルカ
4:00 レアル・マドリード vs ビジャレアル
21:00 アラベス vs エルチェ
23:15 セビージャ vs バルセロナ
▽10月6日(月)
1:30 エスパニョール vs ベティス
1:30 レアル・ソシエダ vs ラージョ
4:00 セルタ vs アトレティコ・マドリード
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