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規律を重んじるバルセロナ監督フリック、クンデが三度目に遅刻した際にはドアを叩きつけて怒鳴り声を上げる | ラ・リーガ

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規律を重んじることで知られるバルセロナのハンジ・フリック監督だが、DFジュール・クンデが3回目の遅刻をした際には厳しく叱りつけたそうだ。

規律を大切にし、遅刻にも厳しいことで知られるフリック監督だが、スペイン『ムンド・デポルティボ』曰く、“遅刻常習犯”であるクンデは大目玉を食らったことがあるという。

同紙のレポートによれば、それは2月17日に行われたホームでのラージョ・バジェカーノ戦(1-0)直前の出来事だった。バルセロナの面々はいつも通りホテル・トーレ・メリーナ・グラン・メリアに集合してミーティングを行ったが、クンデが三たび遅刻。するとフリック監督は、ミーティングルーム内にコーチ陣や選手たちを残して扉の前でフランス代表DFを待ち、彼がやって来ると扉を壊しそうな勢いで叩きつけて、怒鳴り声を上げたのだという。

フリック監督は練習に遅刻した選手には罰金を科し、さらに試合前ミーティングに遅れてきた選手に対しては、罰金のほかスタメン出場を許さずベンチに座らせきた。クンデはこれまで練習に1回、試合前ミーティングに3回遅刻して、3回のベンチスタートを強いられたとのことだ。

なおドイツ人指揮官は、選手の遅刻について次のようにコメントしていた。

「それが規則だからだ。過去がどうだったかについて話す気はない。これはリスペクトの問題なんだよ。もし5分遅れたとしたら、ほかのチームメートが待たなくてはいけない。そこにリスペクトは存在していないだろう」

『ムンド・デポルティボ』はその一方で、フリック監督が規律以外の部分では、選手たちと非常に距離が近い指導者とも記載。自身の采配や交代策などについては、その意図をきっちり説明して、意思の齟齬など問題が生じないよう心掛けている模様だ。また自チームを何度も食事に招待するなど、団結心も大切にしているという。

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