バルセロナMFぺドリ「自分の長所はパスを受ける前に考える力だ」「ドリブルは誰の真似もしない。コツは『あと1秒余裕があるぞ』と考えること」 | ラ・リーガ

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今季のバルセロナMFぺドリは、大きな充実感を得ながらプレーしているようだ。

これまで度重なる負傷に苦しみ、その才能を遺憾なく発揮することができずにいたぺドリだが、今季に入ってついに突き抜けた感がある。怪我とは無縁で、4-2-3-1の2ボランチの一角として、まるで踊るようにプレーながらチームの攻撃を牽引。それだけでなく守備意識も強く、ネガティブトランジションにおいて幾度もボールを奪っている。

“世界最高のMF”とも称され始めたぺドリはスペイン『エル・パイス』とのインタビューで、負傷をしなくなり、コンスタントにプレーできる喜びを語っている。

「大切なのは、負傷が僕に敬意を払ってくれることだ。監督からの信頼も感じられるし、ここ数年間で初めて、連続して試合に出場することができている。それに、まだ若いのにこんなことを言うのはおかしいかもしれないけど、僕は経験を積み、成熟を果たしんだたと思う。今はもっとフットボールのことが分かるようになり、落ち着きを保ちながら、最善の決断を下すことができる」

ぺドリはまた、自身の長所が「ボールを受ける前に考える能力」だと発言。ボールを受けた後には、抜群のドリブル技術で観客を沸かせるが、そのドリブルは本能のままに行っているという。

「皆から喝采を受けるのは素晴らしいことだね。ただ、ドリブルはより実用的でなくてはいけない」

「ドリブルについて、自分が考えたり練習したりしているのかと、多くの人から聞かれる。答えはノーだね。誰かのドリブルをコピーしようと映像を見たことは一度もない。ドリブルは本能的なもので、説明ができないものなんだ。ピッチに立っているとき、頭は勝手に動くことになる。考える時間はないんだよ」

ぺドリは以前、ボールを持っているとき、時が流れが遅くなると発言していた。

「DFがマークに付いていると思っても、自分と接触するまでの時間はまだ残されている。例えば、2部リーグだと選手たちは凄まじい勢いで守備をするけど、よりクオリティーの高い1部では、相手はもう少しだけ我慢をするんだ」

「僕は、いつだってこう考えるんだよ。思っているよりもあと1秒余裕があるぞ、ってね」

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