バルセロナのぺドリを世界最高のMFに推す声が高まっている。
2020-21シーズンにバルセロナでデビューした際、フットボール界の未来を担う逸材と注目を浴びながらも、度重なる怪我の影響によってその期待に見合った存在感を見せられなかったぺドリ。しかしながら今季は怪我なくピッチに立ち続け、これまで以上に洗練されたテクニックでもって、ハンジ・フリック監督率いるチームを牽引している。
優れたプレービジョン、踊るようなボールキープ、あらゆるレンジにボールを届けられるパスの正確性……今季、見る者を魅了し続けるぺドリだが、スペインメディアではすでに世界最高のMFに推す人たちも現れている。
例えば、スペインのスポーツ紙『スポルト』のダビド・ベルナベウ記者は、スペインのラジオ局『オンダ・セロ』の番組“ラディオ・エスタディオ”に出演した際に「ぺドリはもう疑いの余地なく、世界最高のMFだ」と断言。そして現在22歳の同選手が、バルセロナの伝説MF2人を混ぜ合わせたような選手との見解も示している。
「彼はフィジカル的に進化を果たしており、ボールを持っていても持っていなくても疲れ知らずの選手だ。そして、そのフットボールはチャビとイニエスタのハイブリッドだと言える」
「イニエスタの1対1の能力は流石に持ち得ないと思うが、しかし相手選手にプレーの邪魔することを許さず、ボールを持てばまるで時間を止めるようなキープを見せながら最善の選択肢を選ぶことができる。いや、それだけなく、今季の彼はチャビのようにパスを出すタイミング、選手を動かすタイミングすらも理解しているんだ」
またスペインフットボール界を代表するジャーナリストのエンリケ・オルテゴ氏も、ぺドリのプレーを絶賛。同じく“ラディオ・エスタディオ”で、ぺドリがバルセロナの絶対的中心選手であるとの考えを示し、何よりもそのプレーエリアの広さを強調した。
「彼は10試合連続でバルセロナ最高の選手に君臨している。今の彼はゴール含めて、すべてのプレーを見事にこなしており、何よりもチーム内での影響力が凄まじい。全選手が彼のことを探して、その一方で彼は全選手のことを探している。つまり彼はチームメート全員の相棒ということだ」
「それだけでなく、彼はプレーエリアが非常に広い。センターバックのそばでビルドアップのパスを出していると思ったら、ダニ・オルモと同じ高さまで上がってシュートを打っているんだよ。“ぺドリのテリトリー”はあまりにも広く、70〜80メートルはあるね」
なおチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、アウェーでのベンフィカ戦(1-0)でも圧倒的なパフォーマンスを見せてMOMに輝いたぺドリだが、フリック監督は試合後、そのプレーのクオリティーに脱帽していた。
「ぺドリのレベルは凄まじい。信じられんよ」
カナリア諸島が産んだ新たなアーティストは、一体どこまでの高みに到達するのだろうか。
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