1500億円分配のクラブ・ワールドカップ…優勝した場合レアル・マドリードが230億円、アトレティコが210億円を獲得｜ラ・リーガ

FIFA（国際サッカー連盟）は今年6〜7月にアメリカで開催されるクラブ・ワールドカップについて、分配金総額が10億ドル（約9億2900万ユーロ、約1500億円）になることを発表。スペイン『マルカ』は、同国から参加するレアル・マドリード、アトレティコ・デ・マドリードが優勝した場合、どれほどの収入を得られるのかを報じている。

クラブ・ワールドカップに参加する32クラブは9億2900万ユーロを分け合うことになるが、『マルカ』が手にした情報によると、その内5億ユーロ（約800億円）はすでに固定されており、残りの4億2900万ユーロ（約690億円）が結果によって得られる分となる。

欧州から参加する12クラブ、レアル・マドリード、マンチェスター・シティ、チェルシー、PSG、バイエルン・ミュンヘン、ポルト、アトレティコ、ユヴェントス、インテル、ベンフィカ、ドルトムント、ザルツブルクに対する固定分配額は2億8400万ユーロ（約450億円）で、その内1000万ユーロ（約16億円）は均等に分けられ、残りの額はクラブの重要性や注目度で上下することに。重要性や注目度が最上位となるレアル・マドリードであれば1000万ユーロ+2500万ユーロ（約40億円）、8番目のアトレティコは1000万ユーロ+1000万ユーロ（約16億円）を手にする。

そして結果によって手にできる金額は、グループリーグでは勝利で200万ユーロ（約3億円）、引き分けで100万ユーロ（約1億6000万円）となり、ベスト16進出で700万ユーロ（約10億円）、ベスト8進出で1200万ユーロ（約19億円）、準決勝進出で2000万ユーロ（約32億円）、決勝進出で2800万ユーロ（約45億円）を獲得できる。優勝賞金は3700万ユーロ（約60億円）だ。

これによりレアル・マドリードの場合、優勝すれば1億4500万ユーロ（約230億円）、アトレティコで1億3000万ユーロ（約210億円）を獲得することができる。ちなみにレアル・マドリードが2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ優勝で手にした額は1億1900万ユーロ（約190億円）だった。つまり約1カ月間で行われる7試合で、欧州最高峰の大会を上回る収入をつかむ可能性がある。

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