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アトレティコ監督シメオネ、ソシエダ戦を前に「イマノルが去ってしまうのは悲しい。彼は素晴らしい仕事をしていた」｜ラ・リーガ
10日のラ・リーガ第35節、アトレティコ・デ・マドリードは本拠地リヤド・エア・メトロポリターノにレアル・ソシエダを迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、今季限りでの退任を決断したソシエダのイマノル監督について、その功績を称えている。
ここまで7シーズンにわたりソシエダのトップチームを率い、コパ・デル・レイ優勝や5シーズン連続の欧州カップ出場権獲得など大きな成果を挙げてきたイマノル監督。ソシエダとの契約は今季までで、クラブからは延長オファーを受けていたものの、今季チームが収めている成績やパフォーマンスに納得がいかず、最終的に退任を決断している。
シメオネ監督はそんなイマノル監督の労をねぎらっている。
「イマノルはソシエダのトップチームを率いてから、本当に素晴らしい大仕事をやってのけた。彼のチームは明確なプレースタイルを有している」
「イマノルが去ってしまうのは悲しい。実際、彼はレアル・ソシエダで素晴らしい仕事を成し遂げたし、今もなおそうしている。試合前には彼とハグを交わそうと思う」
チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイに続いて、ラ・リーガ優勝の可能性も潰えてしまったアトレティコ。ファンの視線は6月中旬から7月中旬まで行われるクラブ・ワールドカップに向いているが、シメオネ監督は国内リーグをできる限り良い形で終える必要性を説いている。
「今、クラブ・ワールドカップのことを考えるのは難しい。私たちはラ・リーガを最良の形で終えなくてはいけない。私たちはサポーターから勝利を求められたいと思っている。それがチームの向上につながるんだ。自分たちの最高の力を出せたらと思っている」
シーズン終盤になって調子を落としたアトレティコだが、シメオネ監督は終盤に2失点して逆転されたラ・リーガ第27節ヘタフェ戦（1-2）がターニングポイントだったと語っている。
「2月か3月まではラ・リーガでも良い競争をしていた。最も大きな打撃だったのは間違いなくヘタフェ戦で、その後にチャンピオンズ、ラ・リーガのバルセロナ戦があった……。チャンピオンズでどうやって敗退したかは、皆が知っているだろう。あのときまで、チームはとてもうまくやっていたんだ」
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