レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督(43)が、今季限りで同クラブを退団することを発表した。スペイン『マルカ』が報じている。
シャビ・アロンソ監督は9日に行われた記者会見で、今季残り2試合がレヴァークーゼンを指揮する最後の2試合になることを明かしている。
「クラブと私は、これから臨む2試合がラストになることで合意した」
「私たちは今が退団のタイミングだと考えた。今日がそれを発表するのに理想的であるともね。クラブとは常に良いやり取りができたよ」
シャビ・アロンソ監督は2022年、Bチームを率いていたレアル・ソシエダを離れてレヴァークーゼンのトップチーム指揮官に就任し、2023-24シーズンにはレヴァークーゼンをクラブ史上初のブンデスリーガ優勝に導いた。28勝6分け0敗という無敗での優勝は同リーグ史上初の快挙であり、さらにDFBポカールでも優勝を果たしている。
シャビ・アロンソ監督はソシエダ同様に選手時代の古巣であり、2018-19シーズンにU-14チームを率いた経験も持つ、レアル・マドリードのトップチーム監督に就任する予定。レアル・マドリードはラ・リーガ終了後となる5月25日にカルロ・アンチェロッティ監督が退任し、ブラジル代表監督に就任することが確実視されている状況だ。
スペイン『マルカ』によれば、レアル・マドリードとシャビ・アロンソ監督は3年契約を結ぶ模様。ただし6月中旬から7月中旬にかけて行われるクラブ・ワールドカップでは、レアル・マドリードのフットボールディレクターを務めるサンティアゴ・ソラーリ氏が、暫定的にチームの指揮を執るようだ。
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