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【注目選手】世界最高峰の司令塔、ルカ・モドリッチ|レアル・マドリード|ラ・リーガ

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modric-real-madird (C)Getty Images

「世界屈指の司令塔は誰か?」と問われれば、ケヴィン・デ・ブライネやトニ・クロース、ブルーノ・フェルナンデスら様々なビッグネームが挙がるだろう。過去に目を向ければ、フランチェスコ・トッティやフアン・ロマン・リケルメらの名前を挙げる人もいるかもしれない。だが、35歳にして未だレアル・マドリードの中盤に君臨するクロアチア代表MFは外せない。ルカ・モドリッチだ。

1985年に旧ユーゴスラビアのザダル郊外で生まれたモドリッチ。1991年にクロアチアが独立を宣言し、クロアチア紛争では故郷が戦場となる壮絶な幼少期を送った。その後、10歳で地元のクラブであるNKザダル下部組織に入団。16歳で母国の名門ディナモ・ザグレブ下部組織へと移籍を果たした。18歳でトップチームに昇格すると、2シーズン間はレンタルで経験を積むことに。そして2006年、ディナモ・ザグレブでトップリーグ初出場。いきなりシーズンMVPに輝く大活躍を見せ、2008年夏にトッテナムへと移籍を果たした。

初の国外挑戦となったモドリッチだったが、トッテナムでも絶対的な地位をすぐさま築くことに成功。4シーズンで公式戦127試合に出場すると、クロアチア代表として出場したEURO2012で圧巻のパフォーマンスを披露。多くのビッグクラブの関心を集め、およそ3500万ユーロという移籍金でレアル・マドリードへ加入を果たした。

世界最高峰のクラブでは初年度こそ苦労を強いられたものの、2013-14シーズンにはカルロ・アンチェロッティ政権下でクラブの“デシマ”(10度目の欧州制覇)達成に大きく貢献。その輝きはさらに増していく。2015-16シーズンから始まった史上初のチャンピオンズリーグ三連覇でも、その絶対的な存在感でチームの心臓として貢献。さらに2018年には、ロシア・ワールドカップで母国を史上初の決勝に導く大車輪の活躍を披露し、大会MVPに。そして同年のバロンドールでは、リオネル・メッシ&クリスティアーノ・ロナウドを11年ぶりに抑え、見事に世界最高の選手の栄誉を手にした。

2018-19シーズンは疲労や年齢による衰えを指摘され、翌シーズンも若手の台頭によってやや出番を減らすことに。それでも新型コロナウイルスによる中断が明けて以降は、再び心臓として大車輪の活躍。ラ・リーガ制覇の立役者となった。35歳となった今でも、長髪をなびかせながらピッチで主役であり続けている。

プレースタイル

デビュー当時は典型的な“10番”であったが、厳しいコンタクトプレーの多いプレミアリーグで攻守に戦える選手に。元々兼ね備えていた惚れ惚れするようなボールコントロールと圧倒的なビジョンにハードワークが加わり、より完璧なMFに成長した。

常に味方選手へ「メッセージ性の強いパス」を正確に届け、自身も広範囲に動き回り、ビルドアップからフィニッシュフェーズまですべての局面に絡んでいく。オフ・ザ・ボールの動きも秀逸で、レアル・マドリードでは右サイド深い位置へのフリーランで何度も相手守備を混乱させてきた。

また、ゲームを読む能力は世界屈指。それは守備時にも発揮され、プレミアリーグ、ラ・リーガでも高いインターセプト数を記録している。ビッグマッチで特に真価を発揮し、プレーや言動でチームをけん引するなど、リーダーとして強靭なメンタリティも備えている。疑いなく、サッカー史に残る司令塔だ。

プロフィール・経歴

ルカ・モドリッチ/Luka Modric
1985年9月9日生まれ 172cm 66kg 利き足:右

シーズン 所属クラブ 出場・得点
2006-07 ディナモ・ザグレブ 30試合・6得点
2007-08 ディナモ・ザグレブ 25試合・13得点
2008-09 トッテナム 34試合・3得点
2009-10 トッテナム 25試合・3得点
2010-11 トッテナム 32試合・3得点
2011-12 トッテナム 36試合・4得点
2012-13 レアル・マドリード 33試合・3得点
2013-14 レアル・マドリード 34試合・1得点
2014-15 レアル・マドリード 16試合・1得点
2015-16 レアル・マドリード 32試合・2得点
2016-17 レアル・マドリード 25試合・1得点
2017-18 レアル・マドリード 26試合・1得点
2018-19 レアル・マドリード 34試合・3得点
2019-20 レアル・マドリード 31試合・3得点
2020-21 レアル・マドリード 12試合・1得点

※成績は国内リーグ(2020年12月13日現在)

日程結果・順位表

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