16試合消化時点で11位と今シーズンも不調に苦しんでいるバレンシア。前節はヘタフェに0-1で敗れて4試合未勝利となった。対する4位バルセロナも前節は躍進中の首位ジローナとの上位直接対決に2-4で打ち負けて5試合ぶりの黒星。絶不調ではないものの守備的と指摘されるスタイルも相まって波に乗り切れずにいる。求められる基準の違いはあれど得点力が課題となっている両チームの激突は、1点を争うヒリヒリとした展開になるかもしれない。
6位ソシエダは前節ビジャレアルに3-0で完勝して4試合無敗。特に古巣戦となっていた久保建英が全3得点に直接絡む大車輪の活躍で改めて価値を示した。7位ベティスとの勝ち点差は「3」と、さらなる上位進出を目指すうえでは互いに絶対に負けられない今節。接戦をものにして勝ち点を積み上げてきたベティスに対し、ソシエダは爆発力を見せつけて勝利を重ねてきた。ベティスのネットを揺らすのは簡単ではなく、攻撃面での久保のアイデアが今回も鍵を握ることになりそうだ。
前節はジローナがバルセロナと対戦ということもあり、リードを広げる可能性にも期待が集まっていたレアル・マドリードだったが、ベティスとの一戦は1-1でドロー。2位に後退し、ジローナの首位再浮上を許した。ジローナの奇跡のタイトルを阻み続け、2シアーズぶりの優勝を果たすためにも、過密日程の中で迎える今節が踏ん張りどころとなりそうだ。一方のビジャレアルも13位に沈んではいるもののジェラール・モレノら一流のタレントを擁しており、一筋縄ではいかない相手だ。
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