クリスティアン・キヴ新監督が率いるインテルは、日本時間7月1日4:00に予定されているFIFA クラブワールドカップ(CWC) 2025の決勝トーナメント1回戦でフルミネンセとの対戦を迎える。そんな中、両チームでプレー経験のあるフェリペ・メロ氏が『ダゾーン・イタリア』のCWC特番「Gollywood」に登場し、2チームに見解を示した。
インテルは、浦和レッズやリーベル・プレート、モンテレイと同居したグループEで2勝1分の成績で首位通過した一方、フルミネンセは、グループF初戦でドルトムントと引き分け、蔚山HDに勝利した後、マメロディ・サンダウンズとスコアレスドローに終わって2位通過した。
「私はインテルとフルミネンセの両チームでプレーした経験があるので、みんなに話をしたいと思う。私のキャリアにおいて重要だったこの2チームは現在、異なる状況にあるように思う。インテルはチャンピオンズリーグで優勝することができなかったが、その決勝でプレーすること自体が重要なことであり、良い時期を過ごしているように見える」
「フルミネンセはかなり好不調の波がある。今シーズンはリーグ戦も良くなかった。偉大なライバルであるフラメンゴに決勝で敗れている。だが今大会において、フルミネンセはグループステージ最強の相手ドルトムントに対し、最高の試合を見せたように思う。ただ、第3戦(0-0)にはがっかりしたよ。決勝トーナメント進出を逃すかもしれない不要なリスクを負ってしまった」
メロ氏は、両チームの戦力やパフォーマンスを分析したうえで、キヴ率いるインテルが次戦を制すると予想している。
「私の心は痛むが、おそらくインテルが勝ってベスト8へ進出するだろう。フルミネンセは良いチームだ。チアゴ・シウヴァやGKのファビオのようなベテラン選手がいる。それに攻撃陣にはヘルマン・カノ、クラッキの(ジョン)アリアスがいる。加えて中盤には、ボックス・トゥ・ボックス型の強い若手マテウス・マルティネッリもいる」
「だがインテルの方が強い。トップチームの顔ぶれはインテルの方が上で、より良いプレーを見せているように思う。リーベル・プレート戦はインテンシティが高く、スペクタクルで最高に素晴らしかった。したがって私は、インテルが通過すると考えている」
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