【大会12日目 結果まとめ】4失点の浦和が3連敗で敗退…インテルとモンテレイがベスト16へ。グループFはドルトムントとフルミネンセが突破 | FIFAクラブワールドカップ2025

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グループE

グループEでは、最終節を前に首位のリーベル・プレート（得失点差＋2）と2位のインテル（同＋1）が勝ち点4で並ぶ状況。勝ち点2で3位のモンテレイが続き、2連敗の浦和レッズは敗退が決まっている状況で最終戦を迎えた。

浦和レッズ対モンテレイ

序盤、浦和は23分に右サイドの仕掛けから中央の渡邊凌磨とつなぎ、最後はボックス右の松尾佑介がシュート。チャンスを演出するも、これはニアのサイドネットに飛んで先制とはならない。すると、ここからモンテレイが猛攻に出る。まずは30分、ミドルレンジからデオッサが強烈なロングシュートをゴール左に突き刺し、モンテレイが先制。さらにモンテレイは34分、ボックス左のベルテラメがゴール右にシュートを決めて加点すると、39分には中央で持ち運んだヘスス・コロナも弾丸ミドルをゴール左に叩き込み、一気に3-0とした。

3点ビハインドを背負った浦和は迎えた後半、グスタフソンと金子を下げて松本泰志とチアゴ・サンタナを投入。積極的にゴールを狙いにいくが、モンテレイも集中した守備を継続し、なかなか決定機を演出できない。

逆に84分にはカウンターからデラロサに決定的なシュートを浴びた浦和だが、ここはGK西川周作がビッグセーブで失点を阻止。すると浦和は後半追加タイム、クロスに合わせたチアゴ・サンタナがネットを揺らすも、ニアサイドの松尾がオフサイドを取られて取り消しに。逆に試合終了間際にベルテラメが4点目を決めて4-0で勝利したモンテレイが逆転での2位通過を決めた一方、浦和は3連敗で大会を後にした。

インテル対リーベル・プレート

前半はボールを持って能動的に仕掛けるインテルと、縦に速く攻めるリーベルの展開となる。より主導権を握ったインテルは、アスラニやエスポージトがシュートに持ち込むシーンをつくるが、なかなかゴールを割れない。ラウタロ・マルティネスへの対応を含め、最後の部分で耐えたリーベルがインテルに得点を許さず、前半は0-0で折り返す。

迎えた後半も好勝負が展開される。そんな中、66分にはボックス右へ抜け出しかけたムヒタリアンを後方からスライディングで倒したクアルタが決定機阻止で一発退場となる。すると、数的有利を得たインテルが72分に均衡を崩す。ボックス正面でスチッチからパスを受けたエスポージトが素早くDFをはずしてシュートを流し込み、インテルに先制点をもたらした。

さらに、インテルは後半アディショナルタイム、バイタルエリアをドリブルで侵攻したバストーニがペナルティアーク左からシュートを突き刺し、2点目。終盤に荒れた中でモンティエルも2枚目のイエローカードで退場したリーベルに対し、そのまま2-0の勝利でグループ首位通過したインテルが、フルミネンセの待つベスト16に進んだ。一方のリーベルは惜しくも3位で敗退が決まった。

グループF

グループFでは、第2節を終えて首位のフルミネンセ（得失点差＋2）と2位のドルトムント（同＋1）がリード。勝ち点3のマメロディ・サンダウンズが続き、2連敗の蔚山HDは敗退が決定していた。

ドルトムント対蔚山HD

15分にリエルソンが際どいミドルシュートを放ったドルトムントは、27分に決定機。敵陣でのボール奪取から正面でギラシがチャンスを得るも、シュートはGKチョ・ヒョヌのファインセーブに遭う。それでも、36分には敵陣高い位置でのボール奪取から正面でジョーブ・べリンガムのパスを受けたスヴェンソンがシュートを突き刺し、ドルトムントが先制する。40分にもクロスに合わせたグロスのボレーシュートが枠を捉えるが、GKチョ・ヒョヌがビッグセーブで2点目を許さない。

迎えた後半は蔚山HDが反撃に出る。しかし、ドルトムントもGKコベルを中心とした守備で得点を許さず。逆に83分にはヤン・コウトが決定機を迎えるが、再びGKチョ・ヒョヌがファインセーブ。2点目とはならなかったドルトムントだがそのままシャットウト勝利を収め、2勝1分けでのグループ首位通過が決まった。ドルトムントはベスト16でモンテレイと対戦する。

マメロディ・サンダウンズ対フルミネンセ

序盤、マシューズやルンガらがシュートチャンスを迎えたマメロディだが、フルミネンセGKファビオ・ロペスのファインセーブを前にゴールとはならず。逆にフルミネンセは35分、ショートカウンターからボックス右に抜け出したアリアスがシュート。これはわずかに枠の左にはずれる。

0-0のまま迎えた後半、フルミネンセは58分に右サイドのアリアスが入れたクロスにニアサイドのカノがダイレクトシュート。だが、これは右ポストに弾かれる。終盤にかけてもベルナルが、わずかにバーの上にはずれる強烈なロングシュートを放ったフルミネンセはゴールを挙げられなかったものの、勝ち点1獲得で2位通過が決定した。フルミネンセはベスト16でグループE首位のインテルと相まみえる。

日本時間第26日開催の試合結果

ドルトムント 1-0 蔚山HD
マメロディ・サンダウンズ 0-0 フルミネンセ
浦和レッズ 0-4 モンテレイ
インテル 2-0 リーベル・プレート

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