【大会16日目 結果まとめ】アル・ヒラルがマン・Cとの計7発の死闘を制す！ インテル撃破のフルミネンセが待つ準々決勝へ | FIFAクラブワールドカップ2025

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インテル対フルミネンセ

グループEを首位で通過したイタリアのインテルと、グループFをドルトムントに次ぐ2位で突破したブラジルのフルミネンセが激突した。

試合は、開始早々にフルミネンセが動かす。3分、右サイド深くからアリアスがクロスを入れると、DFにディフレクトして高く浮いたボールを正面に走りこんだカノが頭で押し込んだ。

ハーフタイムにかけては一進一退の攻防に。11分にボックス左からディマルコが放った枠内シュートがGKに防がれたインテルに対し、フルミネンセも30分にアリアスがGKゾマーのファインセーブを強いるシュートを放つなど追加点に迫る。

迎えた後半も、好勝負が展開される。75分に正面で獲得したFKで直接狙ったディマルコがわずかに枠の右にはずれるシュートを放ったインテルは、83分にもラウタロ・マルティネスが右ポストに弾かれるシュート。すると、枠に助けられたフルミネンセがアディショナルタイム、前がかりになる相手に対して正面でスペースを突いたエルクレスが2点目を奪う。そして、そのまま2-0で勝利したフルミネンセが、今季CLファイナリストを沈めてベスト8進出を決めた。

マンチェスター・シティ対アル・ヒラル

グループGを3連勝で首位通過したイングランドのマンチェスター・シティと、グループHをレアル・マドリードに次ぐ2位で突破したサウジアラビアのアル・ヒラルが相まみえた。

試合は序盤の9分に動く。ボックス左奥に侵入したアイト＝ヌーリが入れたマイナスの折り返しはDFにクリアされるもののの、ゴール前で混戦となると最後は正面のベルナルド・シウヴァが押し込み、マン・Cが先手を取る。

ハーフタイムにかけては拮抗した展開の中、マン・Cがリードしたまま後半へ。そして迎えた後半立ち上がり、アル・ヒラルは右サイドのカンセロが入れたクロスから最後はレオナルドが押し込んで同点に。これで勢いを得たアル・ヒラルは52分、相手CKからロングカウンターを発動し、敵陣へ一気に抜け出したマウコムがGKエデルソンとの一対一を決め切って逆転する。

だがマン・Cも55分、左CKからゴール前で混戦となると、最後はハーランドが押し込んで2-2と再びタイスコアに持ち込む。終盤にかけてはボールを保持して能動的に仕掛けるマン・Cに対し、ミリンコヴィッチ＝サヴィッチを軸に効果的なカウンターを繰り出すアル・ヒラルが好勝負に持ち込んだ中、90分が終了して延長戦にもつれ込む。

そして延長戦前半4分、アル・ヒラルは左CKから正面のクリバリがヘディング弾を叩きこみ、一歩前へ。これに対しマン・Cも延長前半14分、バイタルエリアのシェルキが絶妙の浮き球パス。ゴールエリア左に走ったフォーデンがゴール右に決めて、3-3とまたも追いついて見せる。

だが、延長後半8分、アル・ヒラルが再び前に出る。左からロディが上げたクロスに正面のミリンコヴィッチ＝サヴィッチがヘッド。GKエデルソンが弾いたボールをゴール前のレオナルドが詰めて、4-3とまたも勝ち越した。

結局、試合はそのままアル・ヒラルが逃げ切り。大物を撃破し、フルミネンセが待つ準々決勝へ進出した。

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