15日のラ・リーガ第36節、バルセロナはアウェーでのエスパニョール戦を2-0で制して、2シーズンぶり28回目のラ・リーガ優勝を決めた。ハンジ・フリック監督は試合後、優勝の要因として今季後半戦を無敗で乗り切ったことを挙げている。
エスパニョールの堅守に苦戦したバルセロナだったが、53分にFWラミン・ヤマル、95分にMFフェルミン・ロペスがゴールを決めて勝利。2位レアル・マドリードとの勝ち点7差を維持して、2節を残した段階でラ・リーガ優勝を果たした。
今季からフリック監督が率いるバルセロナは、DFラインを非常に高く設定した攻撃的フットボールを実践。開幕からのスタートダッシュに成功した同チームは、年末に調子を落として一時3位まで順位を落としたものの、第20節以降は15勝2分けという圧倒的な成績を残した。フリック監督はエスパニョール戦後、次のように語っている。
「思うに、シーズンの後半戦が凄まじかった。私たちは1試合も負けなかったが、それはとんでもないことだ。チーム、クラブ、ファンを祝福したい。私たちは喜びを感じている」
「メンタル的な強さを持てるのは、非常にポジティブだ。クリスマスバケーション後にはそれが助けとなった。スペイン・スーパーカップ優勝が私たちに自信を与えてくれたね。フレンキー(・デ・ヨング)らは最高のレベルに戻ったし、彼らが良くなっていく様を見るのは最高だった。本当にうれしいよ」
フリック監督は、ヤマルなど素晴らしい個人技を持つ選手がいたとしても、チームとして見せるプレーが最重要と強調した。
「ラミンはもちろん重要な存在だが、私たちはチームなんだよ。全員がチームを助けるために何をすべきか理解している。私にとっては、それこそが最も大切だ。ラ・リーガを勝ち取ったバルセロナは、全員がチームのためにプレーしている」
バルセロナはラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーパーカップと、クラブ史上初めて国内大会の三冠を達成している。
「私たちは攻撃方法などで、一味違うプレー哲学を持っている。選手たちはうまく適応してくれたね。バルサはタイトルを獲得しなければならない存在だが、3タイトルは素晴らしいと思う。チャンピオンズ準決勝での敗退は苦しかったが、しかし3タイトルの獲得はクラブ、選手たち、私にとっては満足すべきことのはずだ」
加えて最も印象深かった出来事には、ラ・リーガおよびスペイン・スーパーカップ決勝、コパ・デル・レイ決勝でレアル・マドリーと対戦し、4試合すべてに勝利したことを挙げた。
「レアル・マドリード戦の4連勝は凄まじかったね。最も辛い決断は、シュチェスニーを第1GKにしたことだ。イニャキ(・ペーニャ)にとって難しいことだったのは分かっているよ。それとカルラス(・ミニャモ氏、急逝したメディカルスタッフ)がここにいないのも辛かった。私は、いつも彼のことを考えている。私たちが忘れることはないよ」
● レアル・マドリーが今季エスパニョールでブレイクのGKジョアン・ガルシア獲得か…バルサ、ヴィラ、アーセナルなども興味|ラ・リーガ
(C)DMM.com
DAZNで配信しているスポーツは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。
通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,750円(税込)かかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円分お得な月額3,480円(税込)で2サービスを楽しむことができる。
なお、DAZNのスタンダードプランからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。
▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。