バルセロナは23日、ブラジル代表FWハフィーニャ(28)との契約を2028年まで延長した。
バルセロナは2022年に獲得したハフィーニャと2027年まで契約を結んでいたが、ジョアン・ラポルタ会長は今季の大活躍を受けて、契約期間をさらに1年延長している。
バルセロナで本来のポテンシャルを発揮できずに悩んでいたハフィーニャは、昨夏に退団する考えだったものの、新たにチームを率いるハンジ・フリック監督の説得によって残留。超攻撃的フットボールを志向するドイツ人指揮官のもとでは、そのスピードを生かした縦への突破、高精度かつ力強いキックによって絶対不可欠な存在となり、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーパーカップの“国内三冠”達成に貢献した。特筆すべきは残している数字で、今季56試合で34ゴール25アシストと合計59得点を生み出している。
ハフィーニャは契約延長に際して、バルセロナでキャリアを終える願望を口にした。
「家族には言っていたんだけど、僕の夢はキャリアの終わりまでここにいることだ。最高レベルのパフォーマンスを見せていけることを願っている」
「これからも多くのゴール、アシストを記録して、多くのタイトルを獲得したい。僕の個人的な目標は毎シーズンにわたってトロフィーを勝ち取り、パレードに繰り出すことなんだよ。僕はこのユニフォームを着たときから、多くのタイトルを獲得することを目指してきた。それが今なお自分の目標なんだよ」
その一方でデコSD(スポーツダイレクター)は、「ハフィーニャがいなければチームのレベルはこれほど高くはなかっただろう。彼は凄まじいレベルにあるね」と、その実力を称えていた。