レアル・マドリードがベンフィカのスペイン人DFアルバロ・カレラス(22)の獲得を検討しているという。スペイン『アス』が報じた。
今夏の移籍市場で左サイドバックの獲得を狙っているとされるレアル・マドリードだが、『アス』によればその本命がカレラスとのこと。ただ問題なのが、その移籍金のようだ。カレラスの契約解除金は6000万ユーロと、レアル・マドリードの想定する獲得費用を大きく上回っており、またベンフィカは売却交渉で値下げに応じないことで知られている。
『アス』曰く、そのためにレアル・マドリードは、解決策としてマンチェスター・ユナイテッドを“橋渡し役”とすることを画策している模様。ユナイテッドは昨夏、移籍金600万ユーロでカレラスをベンフィカに売却したが、1800万ユーロで行使可能な買い戻しオプションを有している。
つまりレアル・マドリードは、ユナイテッドに1800万ユーロでカレラスを買い戻してもらい、その後に移籍金として3000〜3500万ユーロをユナイテッドに支払い、同選手の獲得を実現する算段を立てているとのことだ。
なおカレラスは、過去にレアル・マドリードの下部組織に在籍した過去を持つ。
レアル・マドリードは2020年、バルセロナらとの争奪戦を制してカレラスを下部組織に引き入れた。が、カレラスはフべニールC(U-17)時代、DFフラン・ガルシアや現ジローナDFミゲル・グティエレスらを前に出場機会を得られず、ユナイテッドへと移籍。ユナイテッドでもトップチームデビューまでは果たせなかった同選手は、2023-24シーズンにレンタルで加入したグラナダで欧州トップリーグ(ラ・リーガ1部)を初めて経験し、レンタルによって昨季後半戦もプレーしたベンフィカでは合計63試合に出場して、ついに頭角を現した。
なおレアル・マドリードの下部組織出身の左サイドバックでは、先述のミゲル・グティエレスも同クラブへの復帰が噂されていた。しかしレアル・マドリードは、今季ジローナ全体が低調なパフォーマンスを見せていることもあって、現在はカレラスの獲得を優先している様子。ミゲル・グティエレスについては、ジローナが将来売却する場合に移籍金の60%を手にする権利を持っているため、今のところはその収入を期待する存在となっているようだ。
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