レアル・マドリードは17日、ボーンマスに所属していたスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)の獲得を発表した。
レアル・マドリードはかねてから報じられていたハイセン獲得を正式に発表。スペイン『マルカ』によれば、同クラブはボーンマスと交渉を行う必要なく、契約解除金である5000万ポンド(約97億円)を直接的に支払ったようだ。加えて、5000万ポンドの内10%がハイセンの前所属クラブであるユヴェントスに支払われることになり、さらに同選手が下部組織に在籍したマラガおよびサン・フェリックスが、連帯貢献金として5%にあたる約250万ポンド(約5億円)を分け合うという。
両親がオランダ人のハイセンだが、5歳の頃にスペインのマラガに家族で移住。自身のことをオランダ人よりもスペイン人と感じている同選手は、U-16〜U-18のスペイン代表でプレーし、今年3月にフル代表でもデビューを果たしている。クラブレベルでは2023年にマラガからユヴェントスに移籍し、2023-24シーズン後半戦にローマにレンタルされた後、移籍金1500万ユーロでボーンマスに加わって頭角を現した。
ハイセンは197センチと長身のセンターバック。両利きで、ビルドアップやフィード能力に優れており、左右どちらのプレーも苦としない。そして意思の強さも特筆もので、ローマ時代、フロジノーネ戦の前半にゴールを決めた際には、相手のサポーターに対して人差し指を口に当てる“黙ってくれ”ジェスチャーを行った。……ハーフタイムにはその振る舞いを重く見たダニエレ・デ・ロッシ監督に交代を命じられていたが。
なおハイセンの最たるアイドルはDFセルヒオ・ラモスで、そのために可能な限りは彼に倣って背番号4を着用してきた(ボーンマスでは2番を着用)。その意思の強さも、レアル・マドリーのレジェンドに憧れ続けたからかもしれない。
なおレアル・マドリードは6月半ばから行われるクラブ・ワールドカップに向けて、あと右サイドバック(リヴァプールDFトレント・アレクサンダー=アーノルド)、左サイドバック(ベンフィカDFアルバロ・カレラス)を獲得予定。ただしTAAについてはリヴァプールが契約が切れる6月一杯まで手放さない考えともみられ、FIFAが定めた6月1日から6月10日までの移籍期間に登録ができない可能性も浮上している。
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