低調なパフォーマンスが続くレアル・マドリードだが、現地識者はどのように見ているのだろうか。
8日のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アウェーでのアーセナル戦を0-3で落としたレアル・マドリード。「屈辱的な敗戦」「ひどい内容だった」と、スペインメディアからも酷評されるプレーでの黒星だった。
今季のラ・リーガ、コパ・デル・レイ、CLの三冠の可能性を残しているレアル・マドリードとはいえ、その調子は決して良いとは言えない。ラ・リーガ、CLの二冠を達成した昨季は、55試合でわずか2敗(どちらもアトレティコ戦)しか許さなかったのに対して、今季は52試合ですでに11敗。ここ6試合で2勝1分け3敗と、さらに調子を落としている。
レアル・マドリードに選手、下部組織の監督として在籍し、現在は人気解説者として活躍するアルバロ・ベニート氏は、今季のチームが一向に解消できていない問題として守備組織の拙さを挙げた。同氏はスペインのラジオ局『カデナ・セール』の番組、またスポーツ紙『アス』のコラム欄で、レアル・マドリードがハイプレスも後退守備も機能させられていないと指摘している。
「レアル・マドリードはコンパクトなブロックを形成していない。いや、それだけではなく、どの高さの守備も実践できていないんだ。彼らはハイプレスでも中盤でも後方でも、守備をする力がない」
「とりわけ前線(FWヴィニシウス・ジュニオール&FWキリアン・エンバペ)の守備における働きはわずかだ。ボールを奪わなければ何もできるわけがないんだよ。レアル・マドリードは今季を通して、ずっと同じ問題を抱え続けている。昨季はしっかりとした守備コンセプトを持ち、歯を食いしばって守ることができていたのにね」
ベニート氏は、レアル・マドリードにとってお手本となるチームに、その宿敵バルセロナの名を挙げている。
「アーセナル戦のレアル・マドリードが、これまでと異なる試合を演じるとは考えにくかった。彼らはシーズンを通して同じような試合を繰り返しているし、ビッグチームとの対戦で結果を残していない」
「彼らに必要なのは走ること、ゲームプランを持つこととなる。その二つが揃うときには、すべての選手がより良く見えるものなんだ。反対に注意力もプランもなければ、選手たちはひどく見えてしまう」
「完璧な模範と言えるのが、バルサだね。彼らはダニ・オルモ以外は昨季と同じ陣容だが、今は凄まじく走っている。だからこそ、選手全員が昨季よりも良いように見えるんだよ」
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