レアル・マドリードFWロドリゴが、昨季後半戦の不調について振り返った。
ロドリゴは昨季、3月までは好調なパフォーマンスを見せていたものの、そこから急激に調子を落とした。プレーの精彩を欠き続け、負傷のほか精神的理由で招集外になったりと、その存在感は一気にかき消えている。
スペイン『アス』とのインタビューに応じたロドリゴは、その時期の問題について詳細は語らなかったものの、個人的な悩みがあったことを認めている。
「個人的にとても難しい時期があったのは本当だ。人とずっと話していない時間が長く続いた。何が起こっていたのかは誰も知らなかったんだ」
「厳しい時期だった。フィジカル的にもメンタル的にも良い状態じゃなくて、本当に辛かった。でも最初に神様、次に家族、そしてアンチェロッティが、あの苦境から抜け出す力になってくれたんだ」
カルロ・アンチェロッティ現ブラジル代表監督は、精神的にも大きな支えになったという。
「彼は毎日、僕のことを見てくれていた。プレーできる状態になく、チームを助けられない様子をね。でも3日おきに試合があって、回復するための時間はなく、問題を解決することはできなかった。すると彼は、人間としての僕を見てくれて、問題を抱えていることを理解してくれた。自分が難しい状況にあると分かってくれたんだ」
「彼は言ったよ。『お前は落ち着いていればいい。今はプレーできる状態じゃないんだから』と。僕は感謝をしたけど、それでもプレーしたかった。でも彼は、自分が選手としてではなく、人間として回復しなければいけないと理解していたんだ。大切なのは、頭がしっかりしていることだってね」
「僕の人生の中で最も難しい時期だったけど、今はもうすべてを乗り越えている。OKな状態だよ。カルレット、彼の息子のダヴィデ、そのほかのコーチングスタッフには、感謝してもし切れない。もちろん家族もだけど、全員が僕のことを助けてくれた」
「今、僕は喜びや幸せを感じている。今季を素晴らしいシーズンとする大きなモチベーションを抱えているよ」
今夏、シャビ・アロンソ監督が新たに率いるチームで出場機会が激減したロドリゴは、退団の可能性がかつてないほど報じられたが、選手本人に移籍の意思は一切なかったようだ。
「毎年、夏になるといつも同じことが起こる。僕が退団するとか、そこやあそこのクラブからオファーが来ているとかね。全部鵜呑みにすれば、僕は毎週、どこかのチームに移籍していることになる」
「もちろんオファーは存在するし、そのことを否定する気はない。だけどクラブにはいつだって、自分にはここで、これまで以上の成功を収める意欲があると伝えている。自分の年齢でチャンピオンズリーグに2回優勝しているなんて、すごいことだと思う。だけど僕はこのユニフォームを着て、もっと欧州制覇を成し遂げたいんだ」
「僕はいつもこう言っているんだよ。『マドリードが僕を望んでくれる限りはここにいる』ってね。いつの日かクラブから『ロドリ、チームを探せ』と言われたら、『OK』だと伝えるよ。でも、そんなことは起こっていない。クラブからはいつだって、僕を戦力に数えていると伝えられている。自分が問題を抱えたときも、そばに寄り添ってくれたんだ」
「人々は色々と詮索をする。自分が沈黙を貫いているからね。だけど僕は分かっていたんだ。今季もマドリードでプレーして、最高の自分を引き出すことだけに集中するとね。何も不快に感じたことはない。僕は落ち着いていたし、実際ここにいるんだから。今季は、僕がマドリードで過ごす7シーズン目だ」
今季は右サイドではなく左サイドでプレーし、FWヴィニシウス・ジュニオールとポジションを争うロドリゴ。自身が最も得意とするポジションで起用されるようになった理由を問われると、こう返答している。
「監督(シャビ・アロンソ)がこのクラブに加入したとき、こう言われたんだ。『君の好きなポジションが左サイドなのは知っている。だけど、私はほかのポジションでも君を必要とすることになるだろう』って。僕は『分かりました、監督。僕がここにいるのは、チームを助けるためです』と返答したよ」
「自分が左サイドを好んでいるのは誰もが知っていることだ。そこでなら僕はもっと良いプレーを見せられる。だけど自分には右サイドでも9番でもチームのためにプレーする心構えがあるし、監督にもそう言ったんだ。でも実際、今季は左サイドでしかプレーしていないね。出場している間に示しているプレーレベルには満足しているよ」
たとえヴィニシウスの方が出場時間が多くても、ロドリゴは嫌な顔を一切見せていない。
「監督の決断を尊重しないと。先発でもそうではなくても、100%の力でプレーしなくてはいけない。それが僕の考えだ。たとえ20分間のプレーでも、僕は全力を尽くす。自分にとってもクラブにとっても良いことのはずだ」
「このユニフォームを着てプレーする1分1分を、生かし切りたいと思っている」
翻訳=DAZN News 日本
● レアル・マドリード、残留決意ロドリゴが監督に左サイドでのプレーを要望。ヴィニシウスとポジション争いへ…西紙報道 | ラ・リーガ
(C)DMM
DAZNで配信されるブンデスリーガ、ラ・リーガ、セリエA、リーグアンなどの欧州リーグは、DMMプレミアムとDAZN Standardがセットになった『DMM×DAZNホーダイ』でも視聴することができる。
通常DMMプレミアムとDAZNを別々に契約すると月額4,750円(税込)かかるところ、『DMM×DAZNホーダイ』なら月々1,270円分お得な月額3,480円(税込)で2サービスを楽しむことができる。
なお、DAZNのスタンダードプランからの切り替えも可能(一部は不可)なので、まずは公式サイトをチェックしてみてほしい。
▶【DMM×DAZNホーダイがお得】今すぐ公式サイトから登録
| チャンネル | 料金(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| DAZN | 年間プラン(一括or月々払い) | ★一括の場合は32,000円(税込) ★月々払いの場合は月額3,200円(税込) |
| DMM×DAZNホーダイ | 月額3,480円 | ★DMMポイント最大1,650pt付与 ★月額プラン最安値 ★月額プランのためいつでも解約可能 |
| ABEMA de DAZN | 月額4,200円/年間32,000円 | ★ABEMAでDAZNが見られる! |
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは?
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは?
● DAZN Freemium(フリーミアム)今週の無料配信予定・おすすめ番組・登録方法
● DMM×DAZNホーダイとは?料金・登録方法・同時視聴・切り替え手順