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ジャカのサンダーランド行きをなぜ認めた?レヴァークーゼン幹部が説明「譲れない一定の原則がある」

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【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】レヴァークーゼンの強化責任者であるシモン・ロルフェス氏は、グラニト・ジャカのサンダーランド移籍の背景について言及した。

レヴァークーゼンは今夏、シャビ・アロンソ監督の次に重要な存在だったとも言えるグラニト・ジャカの移籍になぜ応じたのだろうか。クラブの強化責任者であるシモン・ロルフェス氏が、その理由を明かしている。

現在33歳のジャカは2023年夏にアーセナルからレヴァークーゼンに加入。アロンソ監督の下で司令塔として大きな存在感を発揮し、初シーズンにはブンデスリーガ戦無敗のリーグ優勝とDFBポカール制覇の2冠、2シーズン目もリーグ準優勝に貢献した。

しかし、そんなジャカだが、今夏にプレミアリーグ昇格組のサンダーランドへ移籍。新天地ではスイス代表と同様に主将を務め、守備的MFとして1ゴール4アシストを記録し、現在9位につけるチームをけん引している。一方、周囲から見れば、レヴァークーゼンがなぜこれほど重要な選手の移籍を認めたのか腑に落ちない部分もあった。

ロルフェス氏はドイツ『スカイ』で「グラニトが身体的にも精神的にもトップコンディションなら、間違いなく素晴らしい選手だ」と前置きした上で、「彼にはまだ3年契約が残っていたし、条件も悪くなかった。しかし、我々にも譲れない一定の原則がある」と述べ、ジャカ側が年俸の引き上げを求めていたことを示唆。さらに次のように続けている。

「やがて我々の側から『それでは仕方ない。君がこうした条件を満たせば移籍を許可しよう』と言わなければならなくなった。クラブには財政的な上限があり、契約もある。これはクラブも選手も守らなければならない。でなければ、同じ要求をする選手がさらに10人も出てくることになる」

ジャカは最終的に推定1500万ユーロの移籍金でサンダーランドに渡ったという。ロルフェス氏はアレイクス・ガルシアといった後継者をすでに確保していたことにも触れつつ、「新しい方向性に舵を切るには、ちょうどいいタイミングだった」と振り返った。