バルセロナは、8月10日に本拠地Spotifyカンプ・ノウに帰還することを発表した。
1957年に完成し、スペインの名門バルセロナの本拠地として親しまれてきたカンプ・ノウ。すでにヨーロッパ最大の収容人数を誇るフットボール専用スタジアムだが、その収容人数を10万5000人に増加することなどを目的に、2023年6月から大規模な改修工事が実施されている。
改修工事期間中、バルセロナはエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスを本拠地として利用して2シーズンを過ごしてきた。それでも、チームは新シーズンを前にカンプ・ノウに帰還できるようだ。
バルセロナは25日に声明を発表し、8月10日のジョアン・ガンペールカップで約2年2か月ぶりにチームがカンプ・ノウのピッチに戻ってくる。 「この帰還はクラブとサポーターにとって歴史的な瞬間になる。2年以上にわたる大規模な改修工事とエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスへの一時的な移転を経て、バルサは再びレス・コルツの中心にある伝説の場所でフットボールの興奮を味わう」と伝えた。
ただし、3階部分の完成や屋根の設置、内装の仕上げ、スタジアム周辺の整備などの作業が残っており、当面の間、収容人数の約半数程度となる5万人から6万人の観客を入れてカンプ・ノウでのホームゲームを開催することになるようだ。