『ムンド・デポルティーボ』の報道によると、バルセロナの監督であるハンジ・フリックが夏の休暇を短縮。スポーツディレクターを務めるデコと重要な事項について議論するため、早期にクラブに合流する計画を立てている。監督はテア・シュテーゲンに対し、クラブでの今後の役割について説明し、来シーズンはほとんど、あるいは全く出場機会を得られないことを通達するとみられている。
選手たちはメディカルチェックを受けるため、間もなくバルセロナのトレーニングセンターに到着する。そしてデコとの間では、新選手の加入とチーム編成の今後の計画に関する重要な議論が行われる。ジョアン・ガルシアの加入とヴォイチェフ・シュチェスニーの契約延長に伴い、ドイツ人選手の優先順位は下がり、カタルーニャのチームで将来がないことを通告される見込みだ。
テア・シュテーゲンの問題は、彼が昨シーズンにケガで離脱を余儀なくされたことから始まった。これにより、クラブはシュチェスニーを現役復帰させた。その長期離脱により、テア・シュテーゲンはスタメンの座を失い、現在はポーランドのベテランとジョアン・ガルシアがポジション争いで前に出ている。
テア・シュテーゲンの契約は残り3年。バルセロナがジョアン・ガルシアの夏移籍を正式に発表した後、彼はモナコやチェルシーへの移籍の噂が浮上している。しかし、33歳のテア・シュテーゲンは、クラブでポジションを争う決意を示し、今のところ近いうちにバルセロナを離れる意思はない模様だ。